2014年 12月 24日
番外編:弦は歌う
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FUJIFILM X100T (Velvia)
2014/12/23, 吉祥寺にて

ムスメと韓国料理を食った帰り、コピスの前でライブに出くわしました。
これがなんとも、素晴らしい。

この手の話は、おしゃれ泥棒以来ですが...彼らは残念ながらその後、一枚追加でアルバム出して解散しちゃいました。
今夜の彼らは、


とにかく上手くて美しくてスケールが大きくて若々しくて楽しくて、

響く。

寒さの中、思いっきり拍手しながらラストまで聴き惚れました。
ジャンルを問わず、音楽が好きな方、是非とも聴いていただきたく。
(...以下、興奮のあまり、強引に趣味的一人語りを続けます)。

「京都発ユニバーサルインストバンド」ってことで、編成は、
スウェーデンの伝統楽器ニッケルハルパ、5弦ヴィオラ、12弦ギター、パーカッション」の四人。
北欧伝統音楽と日本を繋ぐ、がテーマらしい。

当然、「ニッケルハルパ」に「?」となるわけですが、すみません半身にむこう向いちゃってる彼が奏いてますんで見えません(撮影位置選べる状態じゃなくて)。鍵盤が付いたフィードルでして、私も初めて見知りましたが、一本につき3本(たしか)の共鳴弦が張ってあって、非常に豊かで澄んだ響きを出します。
視覚的にもインパクトあって、ライブのMCでも楽器の紹介&解説があったりしました。が、しかし。

が、しかし。

さきほどさらっと書きましたが、「5弦ヴィオラ」。半身でこっち向いてる彼が奏いてます。
早い話が、通常のヴィオラにヴァイオリンのE線を足してるんです。ヴィオラとヴァイオリンの音域を、すべてカバーするわけです。

通常サイズの楽器に弦を一本足すって、演奏技術的には相当たいへんなんですが、

すごいっすよ。ヴィオラとヴァイオリンの音域を兼ねる、って。
サイズはヴィオラだから、あの甘渋い中低音やら音の太さやらえぐりこんだときの迫力やらはそのままで、
そんでもってさらにヴァイオリンの広域の突き抜けた透明感まで、
一本でやれちゃう(つか、やってました)。
5本張ってあるのは当然聴いててわかるわけで、技術面と音楽面で素晴らしさ自乗、ほとんど酔いましたね。

酔いのあまり、終演後CDを買いがてら(えぇ買いましたとも、しかも2枚)ステージに寄ってったんですが、
5弦ヴィオラの彼はなぜか終演後非常に速やかに退席されてしまったので(楽器置きっぱで)、
ニッケルハルパの彼と少しお話しさせていただきました。

ニッケルハルパの彼もフィードル奏きなわけで、5弦ヴィオラも試しにいじらせてもらったら、やっぱり難しかったそうです。
楽器はスウェーデン製で入手当時はまだ3台目、それを日本人が買いに来たので驚かれた、と笑ってました。

お話しさせていただきながら、すぐ目の前に置かれている5弦ヴィオラを、
あぁもう、触りたくて奏いてみたくて、たまらんかったです。
でもそれはね、プロの道具ですから。がまん。我慢。
たぶん、喉じゃなくて眼から手が出てたと思いますが、
相手してくださったニッケルハルパの彼も、さすがに触らせてくれる気配すら漂わせませんでした。当然です。

...欲しいなぁ、5弦ヴィオラ...


あ、そういうわけですので是非、


by atcomma | 2014-12-24 00:46 | 撮りメモ:Town | Comments(0)
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