2007年 05月 06日
手宮の春は重量級
昨年末の第一回から半年近くを経まして...
フィルム一本勝負第二回、堂々の開催となりました。参加者はいつものお仲間、ainosatoさんariariさんbonoさんDENZIさんhirosさん本部長さん。みなさんお疲れさまでした&いつにも増しての楽しい盛り上がりをありがとうございましたぁ。

今回の決戦場は小樽市手宮地区。
...えーと、どこですかそれは。手宮線ってのはわかります、まぁ...要するにそのあたりでしょ、
って程度の意識で、ふらふらと向かった私。
一応の構想はありまして、あんまり使ってあげてない50mm F1.4にフル回転してもらおうと。
1.4開放でとろとろに蕩かして、小樽のやぁらかいやぁらかい春をー、なんて思ってたんですが...

...開始と同時に路線変更でしたわ。そーいう場所ではなかった。ちっとは調べていかないとダメですなぁ。
けっこう陽射しがあったので、ND替わりにPL付けたのが助けになりました。これがなかったら、からっきし攻め口浮かばなかったかも。

というわけで、まずはレギュレーションどおり、コンタクトを。

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 クリックしても大きさ変わりませんです...
 しっかし生存率高いです。一本勝負やると明らかに高いです。
 生見せの緊張感ってのはたいしたもんだ...と同時に、普段のちゃらんぽらんさが浮き彫りって話ですわね。


んじゃ、ピックアップ。すいませんけっこうたくさんでございます。

【ハナダイロ】
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 勝負開始、歩き始めて路地曲がったらいきなりこれ。この瞬間、やぁらかい春なんてどっかに吹っ飛んじまいましたよ...


【影は踊る】
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 この手の扉にはとりあえず正対しちゃうのが私のクセです。斜めから開放で狙ったのもあるんですが(INDEXの3,4)、質感がいまいち狙いにはまってないのでボツ。


【神の左手】
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 穴を主役に据えるかどうかでしばしお悩み...せっかくだからやっちゃえ、と。INDEX10はそのへんの迷いが吹っ切れずでした。穴にピントの芯を決めたついでに、流れに逆らわず横位置へ。


【進入禁止】
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 不思議とやたらにかぶった被写体。なんでしょうかね、思わず立ち止まらせられました。うしろの木枠は犬小屋でして...これは別途、D70バージョンを出そうかと思ってます。


【幻惑の坂】
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 たまらん。たまりません。小樽手宮。
 人待ちに応えてくれた通行人さんにも、大感謝。


【寂しい一等地】
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 撮り手的には今回の一押しです。狙い通りに一発で決まってくれました...こういうときには、INDEX出してるとちょっと胸を張れたりもしますね。でへへ。
 書いてしまいますがちなみに狙いは...売地の看板の見え具合でした。


【終焉】
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 やはり踏み込みの加減には悩みます...


【市井の人】
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 しっとりと落ち着いた暮らしぶり。ある意味、今回の唯一のカットかもしれません。


【守る礎】
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 運河から海方面へ。天気がいいとどうしてもね...水場に向かって行っちゃうんですよ...


【見つめてごらん】
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 宴会で、「同じのが四枚っていうのはなにか...」と直球いただいたカットです。どわぁ。
 絞り具合とタテヨコでもって、ににんがしぃの四枚、だったんですが...結局セレクトは最初の一枚。まぁねぇしかし、それぞれなりに成立してたんで、これはこれでよかったかなぁと...


【風の向くまま】
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 カモメに撮らされたカットです。まだ構図詰めてる途中なのに、カモメ見たとたんについ人差し指が...。
 けれど構図組みきってカモメを待って撮った二枚目INDEX34はしかし、まとまりすぎててひとっつも面白くないのでありました。奥が深い。


【ずっと空を見ている】
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 引退して岸に繋がれて、でもそれでもいまでもなお、ずっとじっと、空を見続けているんです...

 船って美味しいですねぇ...これがラストカットで勝負終わりなんですけど、このあと続けて予備の24枚、撮りきっちゃいました。えぇ、船ばっかで。


全体通しての感想はですねぇ、まぁなんですねあれですね、
花撮り下手くそでも生きてはいけるかな
これでございます。

今回の機材はすべて、Nikon FM2nにAuto Nikkor-S C 50mm F1.4。当blog開設以来右上に載っけてる、あの写真そのものです。今回はPLフィルタつきで、フィルムはFUJIのSUPERIA100。
小樽写真販売さんの素晴らしい技術による同時プリントを、EPSON GT-X900にて取り込みました。
絞りとシャッターの設定値は、今回まったく記録してません。リズム崩しちゃいそうだったので止めました。装備は上記のとおりなので、結果からだいたい類推いただけるかと...

しっかし、高密度長時間でしたねぇ。撮る時間より呑んでる方が長いっての、気づいてませんでしたがまったくそのとおり。
実に実に実に楽しゅうございました、是非是非また...

ってそうなんですよ次回はもうすでに決まってたりします、しかも修羅道としかいいようのないレギュレーション変更が...あぁ言いたい言ってしまいたいっっっ

...家人には話しました。大受けしてましたわ。
波乱含みの期待いっぱいのところで、ひとまずこれにて。
by atCommA | 2007-05-06 22:09 | 撮りメモ:Town | Comments(16)
Commented by DENZI at 2007-05-06 23:07 x
いやいや、今回もありがとうございました。
やはりCommAさんらしくこだわりの24/36枚。(笑)
珠玉の24カットの為の36枚撮り、さっすがあ!です。

もちろんあれもこれも素晴らしいですが、オイラとしてはもう【幻惑の坂】に尽きます。
あの坂を登って、感じてくれた人がいた。それだけで無感量です。
だまして手宮に連れて来た甲斐があるというものです。(ばく)
Commented by ariari at 2007-05-06 23:15 x
今回も楽しく過ごさせて頂きました、ありがとうございました。
あの坂の上にCommAサンを発見し上るのを止めて正解でした(笑)。
ああいう目線にはならなかったです・・・
踏み込んでいるけどいやらしくない、実にCommAさんらしさでいっぱいです。
Commented by hiros at 2007-05-07 06:51 x
お疲れ様でした。
さすがCommAさん。セレクトされたどの画にもこだわりが感じられます。
みなさんと街撮りをすると、いつも自分のテキトーさを実感します。
次回はもっと大変そうで恐怖です。
私的にはやっぱり【風の向くまま】ですね。(何がやっぱり?)
Commented by i_nosato02 at 2007-05-07 08:31
土曜日はお疲れ様でした。
「生存率高いです。一本勝負やると明らかに高いです。」
この一行がツボですね(笑)。そのとおりです。いかに普段デジタルに甘えているか痛感しました。

さすがのこだわりですね。
特に最初の扉のわっか。これにこだわっているあたりがCommAさんですよね。煙突も。そして一連の質感はさすがです。
「幻惑の坂」私も好きです。いいなあこの感じ。町の空気感が捉えられている気がします。

「寂しい一等地」数年前に写した写真をTBさせて頂きました。
Commented by akimina3 at 2007-05-07 09:57
CommAさん、おはようございます。
ん?このマットな雰囲気は??って思ってよく読ませて頂いたら、フムフム納得、熟練プリントをスキャンされていたのですね。新たな方法ですね。
私の好みは、【幻惑の坂】この雰囲気と、表現方法とがナイスマッチです。ポジフィルムが冷蔵庫で寝ていますので、その消化に一杯ですわ。GWにちとF4出して撮ったら、仕上がり14日以降です、ホンマ??って撮れてるかでさえ不安のなのに・・・・・。
Commented by 小樽ではたらく本部長 at 2007-05-07 14:24 x
一昨日はお疲れ様でした...直球ショット、間抜けな質問たいへん失礼いたしました(汗)

やはりといいますか、CommAさんの画はCommAさん以外考えられない切り取り方!
【影は踊る】はみんなで「プリントかるた」をしても真っ先に当てられますよ(^^)

【神の左手】...プリント見たときもドッキリしました。何だか生きてるみたいで(^。^;)

十間坂、さすがというか、50㎜なのにワイド感を感じてしまいました。
此処は手宮以外の何処でもない「手宮オブ手宮」な景色です!

【寂しい一等地】、宮島沼のときといい、ainosatoさんとシンクロしているあたり、不思議な縁があるんでしょうね(*^^)
Commented by atCommA at 2007-05-07 18:38
>DENZIさん
 お~、あの坂でよかったですか(^^)(^^)(^^) DENZIさんとこで予習しようかとも思ったんですけど、それやるとぜーったい引っ張られちゃうから、あえて清い体のままで行ったのですよ(笑)
 自分で聖地に立てたとは、こんな嬉しいことはござんせんです。
Commented by atCommA at 2007-05-07 18:40
>ariariさん
 いやー、車通りとかかなり観察してたはずなんですが、ariariさんには気づかずで(^^; 失礼いたしました。
 さてそれが、いやらしくない、のかどうか、自覚がなく...変わるとすればいやらしい方向に変わるんでしょうから、お気づきでしたら叱ってやってくださいまし(m__m)
Commented by atCommA at 2007-05-07 18:43
>hirosさん
 いややっぱり銀塩だとじっくり撮りますです。一本勝負、すっごい気合乗りますねぇ、って次回はほんっとにおっかないです。どうしましょ。
 風の向くまま、おー、やっぱり...いや私もわからんですけども(^^)
Commented by atCommA at 2007-05-07 18:45
>ainosatoさん
 目の前に証拠があっての実感ですもんね。頭ん中でわかった気になるのとは雲泥の差で。
 坂は出来ちゃったなぁってところで...しかし電柱は参りました。ピンポイントかぶり、みごとですよね(^^)
Commented by atCommA at 2007-05-07 18:48
>minaさん
 小樽でいまや唯一の、しっかりしたラボということで...ほんっとに腕がいいんですよ、このお店。前回はネガからスキャンしたんですが、お仲間がけっこうプリントスキャンされてて。フラットベッド万歳(笑)
 坂、ありがとうございます。撮り手もお気に入りです(^^) ポジやモノクロ、GW中はぜんっぜん動かないみたいですね。気をつけておかなきゃ...
Commented by atCommA at 2007-05-07 18:50
>本部長さん
 いえいえごもっともな質問で...全員思ってらしたことですよきっと(^^;
 「プリントかるた」、「手宮オブ手宮」、うぅわかりやすい。本部長さんこういう表現お上手ですよね。
 ainosatoさんとのシンクロ、J.P.ホーガン篇ってのもあったり。でもそろそろネタ打ち止めだと思いますが(^^;
Commented by mn3m at 2007-05-07 20:47
CommAさん こんばんは
完全に出遅れましたが,昨日はサスガに早く寝ないと(^0^)

「寂しい一等地」はサスガにご本人が気に入っているだけ有りますね。
電線の入り方と背景の曇り空の様子が,狙いにぴったりですね。

それと,やはり「幻惑の坂」は良いですわ。 人待ちが大成功ですね。この小さい人がいるか居ないかで大違い(^0^)  しかし,味のある街ですね。

#生存率の高さにはビックリしました。 やはり気合いが違いますね。
  自分はデジでもあまりシャッター押さない方ですが,やはりこの気持ちを忘れてはいけませんね~。
Commented by こもれび at 2007-05-08 16:49 x
幻惑の坂いいですね。
この絵は人がいるといないとでは大違いですね。
Commented by atCommA at 2007-05-08 19:59
>mnさん
 うわぁ、ご丁寧にすいませんありがとうございます(^^;(m__m)

 一等地、いい空でしょ。この日は恵まれましたね、適度に晴れて適度に雲があって、いろんな演出が出来ましたです。
 坂はびったりはまりました。しばらく待ってても車しか通らずあきらめかけたところにこの方(女性です)、ありがたかったですねぇ。レリーズのタイミング、mnさんの妙技が頭に浮かびました...この距離なら歩いてることがわかるくらいでいいやと撮っちゃいましたが(^^;

 自己採点基準の甘さは銀塩でもデジでも同じですんで、やっぱり相対的に生存率高いのは間違いないです。これが勝負後に撮った一本ではめろめろになりますんで、やっぱり気合の一本は違うってことのようで。
Commented by atCommA at 2007-05-08 20:00
>こもれびさん
 ありがとうございます。黒ずくめの女性でしたけど、実にいいタイミングで颯爽と横切ってくれました。
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