2006年 08月 21日
間合いを踏み越えてみる
よくわからんのですが...
ちょーっと風が秋風味かな、となってくると、ムシ達ってのはかえって元気になるんでしょうか。

たしかに盛夏ピーカンの日中なんてんだと、さしものアゲハも木陰で涼んでたりします。あるいは林道で、飲んじゃぁ出しの水冷やってたり。
多少気温も下がって、活動しやすくなったのか...加えて、そろそろ次の世代にエネルギー渡すのでチャージも重要問題なのか、

なにしろやたら元気に、花から花へ。
こちらはもう、彼らの結界にぐぐいっと踏み込んで...

って、寄るにつけてなんかこう、地球外生命体みたいになってきちゃうわけで...
さてどこまで寄ったもんだろうか、というお話。といいつつ実は、在庫整理に無理やりテキストくっつけてるだけです。

【パワーチャージ! No.1】
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とりあえず、これ↑なら抵抗はなかろうかなぁという寄り具合で。それでもムシダメな方にはまるでダメでしょうけれども...
以後、順次寄ってまいります。これはもう、どれがいいとかダメとかではなくて...ぶっちゃけ在庫放出というだけの企画ですので、この先はどうぞお好みで...




続きを読む<ムシダメさんにはお薦めしません>
# by atCommA | 2006-08-21 07:51 | 光画部的戯言 | Comments(2)
2006年 08月 20日
一期一会
アメリカはなんたって車社会でありまして、1920年代のモータリゼーション以来、車がなければとにかく生活できません。
ただ、私のいるノースカロライナ州チャペルヒル近辺は、基本的に大学町だからでしょうか、無料バスがかなりの密度で運行されていて、動くルートが決まっている人にとっては至便でございます。実際我々の生活も...妻は職場である大学へはバスで往復し、私は各アクティビティに車で動く、という棲み分けになっております。おかげで私の自由度は高く、気分や天候次第で東西南北思いのままというわけです。

さてその車が、フリーウェイ走行中に突然エンジンルームから白煙を噴き出した、ってな場合。
幸いにして行きつけの車屋さんの近くだったんで、おっかなびっくり自走でたどり着いて事なきを得たんですが(ラジエータ周り交換で$485...)、さて修理が上がる翌日までの間は、やむなくバスで動かなきゃなりません。ときは昼どき、とにかくさっさと帰って緊張を解いて、食事にしてしまいたい。

という次第で、ひさびさの街中。バスルートの乗り換えポイントにあたる、ノースカロライナ大学キャンパス目抜き通り、フランクリンストリートにて...
長々とすみません、ここまで単なるイントロでございます。

撮影日時情報つきの連続でご覧くださいませ。特記ある以外、撮影/現像処理は共通。例によって、連写でない連続単写で撮影しております。


【夕方からは雨の予報で OP】
オリジナル撮影日時:2006:08:15 13:06:08
c0084666_9174713.jpg

ここは三月にも一度使ったポイントですが、なにせあのときは12-24mm、今回は90mmということで...まずはパイロット的撮影。まだ舞台装置の使い方が決まっておらず、去っていく親子連れがなんとなく残した雰囲気に引きずられ、ってところです。
この時点でだいたい狙いは絞って...


【夕方からは雨の予報で No.1】
オリジナル撮影日時:2006:08:15 13:09:47
c0084666_9184979.jpg

ニコデジに貼らせていただいたショット。私としては、男女を問わず、なんとなくしっとり落ち着いた雰囲気の人が通りかかってくれればなぁと思っていたんですが...
えらく溌剌としたおねえさんが。
歩きながら...私が狙ったポイントに差し掛かる前に、蒸し暑さを払うようなこのポーズ。そりゃもう、撮ってしまいます。タイミングがちょっと前であったぶん、ニコデジでは「通行人」氏から、

・縦線が煩雑
・頭からなにか生えている

とのご指摘をいただいたんですが、ごもっともです。さらに右手の先が切れているのも私としては気になって、まぁよくいっても圭角に富んだカット、なんですが...


【夕方からは雨の予報で No.2】
オリジナル撮影日時:2006:08:15 13:09:48
c0084666_9193881.jpg

アングルその他修正中のカット。傾きを0.7度修正、そのぶんだけトリミングしてます。No.1で挙げた問題点は全て解消してるんですが、どことなくポイントが絞れない感が残ります...


【夕方からは雨の予報で No.3】
オリジナル撮影日時:2006:08:15 13:09:48
c0084666_9201031.jpg

本命。というか少なくとも、想定していた撮影位置ぴたりのカットです。お気づきかと思いますが、人物と百日紅で、ピント面を作りたかったんですね...上のピンクの花がくっきり、間を飛ばして人物もくっきり、で、リズムもテンションも奥行きも全部いけるだろう、ってプランでした。
プランどおりである上に、配置と人物の向きで対角線っぽいテンションもいいし、左下で道の奥行きも抜けてるし...


【夕方からは雨の予報で No.4】
オリジナル撮影日時:2006:08:15 13:09:52
c0084666_9204188.jpg

押さえのカット。No.2と同じく、傾き修正してます。すでに想定位置を過ぎてるんで、人物は小さいし背景にもフォーカスが当たってきちゃってるしで、どうもやかましくて使えない...
んですが、ポーズは魅力的なんだよなぁ...


【夕方からは雨の予報で ED】
オリジナル撮影日時:2006:08:15 13:16:12
c0084666_921769.jpg

No.4をラストカットとして、あとはチャンスなく。6分後にはバスが来てしまったわけです...左の一番はじっこに見えてるのが、私が乗るバス。前に自転車積んでますねー、こっちのバスって乗客の自転車運んでくれるんですよ。このカットも、頑張れば街角になるんでしょうけれど、もうやる気なくって単なる締めです。



というわけで、No.2/4は除外。1と3のガチンコになりました。
でまぁ、とにかく主役の活き活きした様子に惹かれて...ニコデジには1をアップしましたけども、出来がまとまってるのは3の方じゃないかと思います。ただ、立ち止まってるように見えちゃってるのがなんともね...相手があるって、難しいもんです。



それにしてもあらためて見ると...ほんとに、ほんの短い間の出来事なんですね。鳥も虫も同じことではあるんですが、人間相手だとやっぱり、一期一会感が高まります。一瞬の大事さって、つくづく思いますね...
# by atCommA | 2006-08-20 09:25 | 光画部的戯言 | Comments(2)
2006年 08月 19日
秋は湖畔から。
Botanical Gardenもいいんですが、やはりネイチャー系なら本式にはこちら、"いつもの湖" Jordan Lakeになります。
水の面積、約14,000エーカー...ってぇと、約57平方キロ。あら、日本十傑にも入れないんですねぇ、このサイズだと。へぇ、浜名湖より小さいのか...
しかしこれはあくまで"水の面積"の話。水の周りつまりは陸地の自然の広さってことになれば、浜名湖が束になってもかないはしますまい。計りようがないんですけどね。

ボート乗り場や遊泳場、トレッキングコースの整備なんかはきちっとしてくれてるんですが、自然環境としてはほとんど手付かず、丸投げ丸出しです。
で、広い。

手付かずで広いってのはどういうことかというとつまり、
鳥さんなんてのはいい感じに分散しちゃって、まぁ滅多なことでは出会えないってことでして...
その点では、いろいろ集約されてるBotanical Gardenの方が、よほど効率がいい。動きモノを狙うなら植物園なんです。家からも近いし(Gardenは車で10分、Jordan Lakeは30分)。

それでもやっぱり、湖面の開放感がたまらんので、せっせと通い続けておるわけです。
もうだいぶ空も高くなった湖畔から、三枚ほど。



【初モノは丸かった】
c0084666_5423155.jpg


【じんわり染まる】
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森の小径で、たまたま見つけました。
ちょうどこれらを撮ってきたときに、ニコデジの方にokoさんはるさんがそれぞれ秋の様子をアップされてて、便乗させていただこうかと思ったんですが...タイミングがずれましてなぁ(キャンパスのおねえさまの方に目移りしちゃったんですよぅ)。



【天を指す】
c0084666_5431841.jpg

恐らくはこの立ち枯れに、ハクトウワシやらノスリやらミサゴやらが休むことがあるに違いないんですが...一番撮りやすい位置にあるだけあって、いまだお目にかかれず。

さぁて、秋の足音がどんどんと...毎日まいにち、空気が変わっていきます...
# by atCommA | 2006-08-19 05:46 | 撮りメモ:Nature | Comments(4)
2006年 08月 18日
なにはなくても森林浴。
North Carolina Botanical Gardenの隣が森になってるって話は、先日書きましたとおりで...

渡米以来10ヶ月を経過しまして、そろそろ私にとっての季節の輪っかが閉じようとしている、そんな森の緑の色。

【散り初めの朝】
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撮り始めにこういう光景に出会えると、まぁだいたい幸先がいいです。それにしても露出が厄介で...補正ゼロなのは、悩みまくりの結果としての能動的なゼロ、だったりします。


【浮かぶ光】
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映り込みっていうのは、水が多少濁っててもそれなりに清冽に見せてくれるという...実際、あんまり透明度の高い小川じゃないんですけども(それだけイキモノが活発ってことでもありますが)、この手を使えば清らかに。


【流れが運ぶ季節】
c0084666_511928.jpg

ちらりほらりと赤いものが。
流れの反射には相変わらずの分光(収差)が出ちゃってますが...どのみちこれだけ極端な明暗だと、ぐわしっとおおづかみにつかみ撮ってやるしかないんで、まぁいいか、と。


こういう光景の中をバッグ背負ってカメラ握ってずんずん歩いてるわけで...べつに鳥がおらんでも虫が見えんでも、たちどころに元気にはなるわけです。

しかしほんとに、ずいぶんと緑が浅くなってきたなぁ。
# by atCommA | 2006-08-18 05:02 | 撮りメモ:Nature | Comments(2)
2006年 08月 17日
男心は/ところ変われば/秋の空/品変わる
ほんとはですね、フロリダ旅行中は、フロリダの写真はアップしないつもりだったんです。五泊六日の期間中たっぷりもつくらいのネタは、仕込んで行ったつもりなので。
熟成(シリーズ)なんて書いてしまった手前もあるし、旅行の写真は帰ってじっくり頭冷やしてから改めて、のつもりだったんです...

しかしですね、フロリダにほんの二三日滞在しただけで、もうすでに...ノースカロライナの写真に、違和感を感じちゃって。



【故郷の色】
c0084666_10562210.jpg

用意してあった写真というのは、たとえば、これです。ノースカロライナ独特の赤土に、緑が草から木までの各段階各色揃い、そしてお約束、カロライナブルーの空。この土地の自然の色見本みたいな写真。確実に、これで一日かせぐつもりが...

なんですかね、フロリダのホテルでこの写真見てると、どうもちっとも、興が湧かない。南国フロリダで暮らしてると、なんかどうも、しっくり来ませんで。
興が湧かないってけっこう致命的です、なんたって自分の写真なんですから、自分が興が湧かない写真を人様に見ていただいたってどうもならん。

それで結局、旅行三日目あたりから、貯めてきたネタはそっちのけで、旅行中そのものの写真をアップし始めちゃいました。



そしてまた、ノースカロライナに帰着してそろそろ四日ですが...
帰ってきたとたん、秋を感じてしまったんですね、空やら空気やら風やらに。となると、

【この空へ II】
c0084666_1056543.jpg

さらばフロリダとかぶるネタですけども、右下赤いポールの存在やらありまして、より12mmを活かせてるように思ったんで...正直、ニコデジ用にストックしておくつもりだったんですが、

既にして、これはこれで違和感を感じちゃってるわけです。もはやこうじゃない、もっと秋の空気だし、そもそもこの空は南国すぎるぞ、と。



ネタを半月以上は溜め込まないようにしていると書きましたけれども、

・土地の移動
・季節の変わり目

そんなものが重なってきちゃえば、半月どころじゃなくてほんの二三日で、自分にとってのネタの鮮度が落ちまくるな、と。今回、いい勉強になりました。帰国後の撮りにも、ほんの少しのヒントになったかもしれません。

でもまだ、フロリダ旅行に出発する前に撮ったノースカロライナの写真で一枚だけ、アップを待っているのが、あります。まだ...夏が本当に終わる瞬間に出せればベスト、なんですが...
果たしてそれだけのテンションを私が持ち続けられるやらどうやら。



...と、まとめが終わってしまいましたが、ちょっと食い足りないんで、おまけに...

【遥かなる月へ II】
c0084666_1142642.jpg

ホワイトバランス調整の基準として、サターンV型の機体のアイボリーを用いたなんて...
すげぇ幸せです。うっひっひっひっひっひっひ....
# by atCommA | 2006-08-17 11:08 | 光画部的戯言 | Comments(2)
2006年 08月 16日
水族館、玉砕。
フロリダは家族旅行で、計画は全部奥様にお任せ...そもそも観光地でテーマパークなんだから、行きゃあなんとかなるべぇ、くらいのノリで。
シーワールドに水族館がどのくらいの規模であるのかないのか、ぜんっぜん調べもしてませんでした。

水族館。私、大好きなんです。久々だったんです、渡米後初めて。

マナティやタツノオトシゴやカサゴやミズクラゲやイルカやフエフキダイやペンギン達や...
やったらに枚数撮りましたが、全部さっくりボツ。その場の付け焼刃でどうなるもんでもありませんでした。

【天空の川 I】
c0084666_1626093.jpg

一瞬、目を引くかもしれないんですが...

【天空の川 II】
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うぅっアクリルの傷がすべてを物語ってしまうっっっ

というわけで玉砕。
# by atCommA | 2006-08-16 16:27 | 撮りメモ:Nature | Comments(2)
2006年 08月 15日
びば、NCBG。
略しちゃったら何のことやらですが...

North Carolina Botanical Garden。"いつもの湖" Jordan Lakeと並んで、ノースカロライナでの私の大事な大事なホームフィールドです。

要するに植物園なんですが、ミソは、自然保護森が併設されてること。丘陵の斜面に拡がる、かなり本格的な森です。さらに丘の両側には小川があって、花、森、水の三拍子が揃っているという。

昨年10/1にアメリカに来まして、ここでの最初の撮影が10/13。以来、数え切れないほど通ってます。秋の紅葉、冬の鳥、春の新緑、夏の虫...いろいろいろいろ。Galleryみると、如何に世話になってるかよくわかります。


さて本日、
久々のBotanical Gardenで、思うさまマクロってきました。なんせフロリダでは、一度もマクロってませんからねぇ...レンズは使ってましたけど。

最初に森林エリアを一渡り歩き、緑の具合やらなにやらたしかめて...あぁもうずいぶんと、木々の葉の色が儚くなってきてます...秋も近いな...

あれこれ何枚か撮って、ガーデンエリアへ。



実は、季節的にもうそろそろ出会えてもいいはずの蝶がいまして...
オオカバマダラ

昨年アメリカに着いたときにはもう終わりかけで、ボロッボロのを時々見かけた程度でした。こちらも着いた翌日から写真三昧というわけにもいかず、初めてガーデンに来たときにはすでにシーズンが終わっていて、撮れなかったんですね。
渡りをするんで有名ですけど、まぁまずはなんたって美しいわけで...



【まだらの妖精】
c0084666_12252097.jpg

なんといいますか、ゲートくぐって最初の花に、いきなりいました。ミッションあっさりコンプリート。

これに気をよくして、ずばずば蝶を撮りまくって(大漁でした。いずれ)...

さて気分一新して蓮池に向かった私は、そこでなんとも戦意を喪わせるものに出会ってしまったのでございます...



続きを読む<ネタです、ご勘弁を...>
# by atCommA | 2006-08-15 12:31 | 撮りメモ:Nature | Comments(4)
2006年 08月 14日
夏化粧
【水辺の情景】
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フロリダにて。

椰子の木だの、ガードレールの紫だの、フジツボ調オブジェだの...
こういう演出にムリがないっていうのは...やっぱりとことん、南国だからでしょうか。
この少しだけ南がマイアミ、さらにその少しだけ南はカリブ海。

ま、光がぜんっぜん違うんですよね。
色ノリが薄いと文句たれた18-70mmのすっぴん撮影(PLなし、リサイズとアンシャープのみ)でも、こんな具合になっちゃいます。


...でもせっかくだから、少々化粧したバージョンも。

【水辺の情景 II】
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ホワイトバランス調整して(自然光5200K→5499K)、彩度を全体に少し上げて(+16)、青空(261゜)のカラー明度を少し下げ(-17)ました。まぁ、夏向け基本化粧ってとこですか...

撮り手としては、嫁に出すムスメの装いを手がけてるような気分ではありますが、
...ちょっとこってりし過ぎましたかなぁ...椰子の葉っぱの風情なんかは、断然 II の方が好きなんですけども。

ちなみにどちらがお好みでしょうか。


それにしても迷うのは、ホワイトバランス(WB)。特にこういう真夏の光の中で、日陰の青味ってのをどうするか...
今回の場合、右下のオブジェ(カフェのゲートなんですけども)。ここを不自然に青くせず、といって素敵な緑はスポイルしたくない。
ほんとはRGB個別調整も加えた方が微調整効きますが、まぁとりあえずはWBのみで。

実は、上記基本化粧からWBだけをデフォルト(晴天)のままにすると、青空がいかにも不自然な塗り絵調になっちゃいます。その意味でも、微妙な落としどころを探る作業は大事だな、と。



さてそんな話になっちゃうと、

・WB調整こそRAW撮りのメリットではなかろうか
・そもそも色の話をするならカラーマネジメントに触れないと土俵が危うい
・記憶色ってなんなんでしょう

...話は尽きないわけですが...
本稿は唐突にここで終わるのです。

伏線? ...さぁてどうでしょう...
# by atCommA | 2006-08-14 16:07 | 光画部的戯言 | Comments(0)
2006年 08月 13日
さらばフロリダ
【この空へ】
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無事ノースカロライナへ帰り着きました。

飛行機の機材不良で、三時間遅れ。コンピュータがエラーメッセージ出してるからリセットします、なんていわれちゃうと...結局は違う飛行機に乗り換えたんですけどね。↑は、その乗り換え機材への搭乗風景です。

そういえば今回、FM2nを持っていったおかげで、長年果たせなかった<離着陸時の撮影>ってのが、可能になりました。
行きは悪天候、帰りは窓の汚れで、ろくすっぽ撮れてませんけども。

仕上がりはそれ、またの講釈ということで...
# by atCommA | 2006-08-13 13:48 | 撮りメモ:Town | Comments(0)