2006年 08月 08日
花に棘。
【黒い宝石】
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さてお立会い、これがなんだかおわかりでしょうか...
って、蜘蛛だってのは一発だと思うんですが(花じゃなかったですね)、蜘蛛といってもいろいろでして。

森を歩いていたらいきなり出くわした、これはそのままの状態のカットです。おぉ光反射して綺麗だな、形も面白いし、でとりあえず撮って...

寄っていったらとんでもないヤツだったという。

ご覧になりたい方は続きをどうぞ...私には非常に興味深かったですけども、ダメな向きにはまぁったくダメなものかと思いますので、自己責任ということで一つよろしくお願いいたします。



こいつの正体を見る(続きを読む)
# by atCommA | 2006-08-08 01:40 | 撮りメモ:Nature | Comments(10)
2006年 08月 07日
滲む。
【たいまつは優しく花開く】
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当blog、初の銀塩。Nikon FM2n, レンズはSeries E 50mm F1.8にPK-13です。
フィルムはRVP。
Slide CopierTamron A06 経由で、D70により取り込み。

さて...

こういう滲みをコントロールできないってのが、目下最大の悩みです。この写真の場合、パンケーキ50mmを無理やり延伸して近接撮影してる収差もあると思いますが、印象としてわかりやすいので。

それでも↑は、対象を単純化してあるだけマシな方で...


【朝に】
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こうなってしまうと、さてどう評価したらよいものやら。
レンズはTAMRON 90mm F/2.8 MACRO、他の条件は同じです。

この手の滲み方だけがフィルムの味というわけもなく...第一、オリジナルをルーペで覗いたときの印象とあまりに違うもので...

要は取り込み具合の限界なのかもしれません。人工物だとそこそこ切れることもあるんですが、それとてコントロールし切れておらんのが現実でして、
そんなわけでちと、銀塩がコマ進みにくい状況になっております。
取り込みなんぞあとでどうにでもなるんで、とりあえず撮っとけー、
とはいうものの...。

ほんとは、毎日湖でサギとにらめっこしてると銀塩の出番がない、ってのが実際だったりもするんですが。
# by atCommA | 2006-08-07 06:37 | 撮りメモ:Nature | Comments(2)
2006年 08月 06日
この一本。
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO1:1

一世代前のモデルです。ピントリングのデザインなんかは最新型の方が好きなんですが...なんせ手に馴染んだ道具というものは、他に替え難いものでして。


【守り神】
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植物園の一角からあたりを睥睨するフクロウ。
解像力なんか...木材に刻み込まれた鑿の刃の痕やら、自然のうねりやら...ボケ味はもちろんだし...

しかしなにより、なにが好きって、色です。

落ち着いて、豊かで、濁らず。
自然物だろうが人工物だろうが、そのモノが持っている一番素敵な色を、素直に引き出してくれる気がしています。
露出がはまったときの色合いは、もう...本物よりも魅力的かもしれません。ちなみに本日の写真はどちらも、リサイズと軽めのアンシャープマスクのみです。

おまけに、その気になればウェストポーチにぽいっと放り込んで出かけられます。AF 24mmとかSeries E 50mmなんかとの二本体制で手ぶらでお散歩、なんてこともしょっちゅうです。来週の旅行先では、そういうスタイルもやってみようかと。


ちなみに昨日ネタにしたVR 80~400mm F4.5~5.6Dなんてのは、とてもそこまでの色ノリはなくて。
森の散策には欠かせない二本だし、焦点距離的にはかぶったりもするんで、とっかえひっかえすることもあるんですが...
結果は、まぁたいていは、いうまでもないです。


同系の写りですが、おまけの一枚。

【侵食】
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先日見つけた廃屋(となった牛舎)。

モノの質感をしっかり捉えてくれて、しかも全体がちゃんと写真的になるという...
で、その気になればそりゃもう掛け値なしのマクロレンズなわけで。
んーむ、なんて使い出のあるヤツなんでしょう。

「一本だけ持っていく」ならば、もしかしたらAF 24mmとか、35mm F2Dあたりに座を譲るかもしれませんが...
「一番好きな一本」なら、間違いなく、こいつです。

しかし、マクロレンズの前玉磨くのってどうするんでしょう...いやじゅうぶんきちんと綺麗だから必要ないんですけどもね...やっぱり棒切れ使ったりするですかね...
# by atCommA | 2006-08-06 09:10 | 光画部的戯言 | Comments(6)
2006年 08月 05日
無理を承知でやってみる。
Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80~400mm F4.5~5.6D
所持するレンズの中で、撮影枚数は恐らく最高...で、
歩留まりの悪さも、同じく最高、でしょう。

こやつのじゃじゃ馬ぶりを語るのはまたの機会として、
今回は、これです。


【透影ふたひら】
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【ここから飛び立つ】
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最短撮影距離 2.3m、最大撮影倍率 1/4.8。そもそもテレマクロのスペックじゃないわけで、
せめてアゲハチョウくらいのサイズでないと、やる気にもなりません。

いまさらなにをってことなんですが、まぁ、最近の流行りでもあるし...
一番の理由は、このレンズもF8あたりまで絞るとかなり違うということを、最近いまさらながらに認識したから、ですかね。どんなもんかなと、改めてトライしてみたわけでした。

...こんなもんです。


当然ながら、アゲハに合わせて振り回すにはちょいと、でか重いです。でもまぁ、この程度にはなります...丸ボケだってそれなりに。一枚目の背景のきちゃなさは、やっぱりいただけませんけども。


最大の問題は、わざわざこのレンズでやる意味が特にないってことだったりします。
100mm内外の焦点距離のマクロより遠距離から狙えることはたしかですが、倍率考えるとたいしたメリットではなく、写りも考慮すると結局は、マクロで頑張った方が実入りがいいという。


それでもまぁ...植物園で10分くらいの間にぽろぽろっとこのくらいはできますんで、しっかりその気で構えれば、そこそこ面白い収穫があるようにも思えます。

ただし、

たっぷりの光。なによりもまず、それあってのことですが...。
# by atCommA | 2006-08-05 09:03 | 撮りメモ:Nature | Comments(2)
2006年 08月 04日
霧の露出補正ノースカロライナ仕様
本日も在庫セールでございます。

そもそも昨日の三枚、露出補正がすべて共通で-0.7EVですよ、というのがお題なのに...そういえばそこを一言も書いていないんですね、愚かなり。

んで本日は、霧の風景。

【声はどこまで届くだろう】
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【木立の向こうに】
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この二枚は、ニコデジに貼らせていただいたものの縦版です。実は両方とも、縦の方がお気に入り...【声】の方は若干微妙ですが...

この時期、夜から明け方にけっこう雨が降ることが多くて...その水分が夜明けとともに立ち昇って霧になります。で、畑っていうのは、水分しっかり溜め込むし、それが一様に蒸発していくんで...あっという間に霧が濃くなる、

ということを把握したのも、撮影直前。

霧の風景ってほとんど撮ったことがなくて。朝もやの湖ってのはありましたが、これほどに立ち込めてはおりませんでしたし。

で、なにしろ悩んだのが、
露出をどうすればいいか...モニタはもとより当てにならないし、ヒストグラム読んでもつかみづらくて...
嫌いな露出ブラケットを使ってみたりもしました。

霧の中での木立の描写のされ方なんて、手応えわからーん。

結果として採用になったものは、補正±0ばっかりだったという...ならば次のチャンスには、積極的に±0だな、と。

【安らぐ】
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こちらはおまけです。民家の前の野原でくつろぐ、カナダガン。用途のわからん、しかもだだっ広いこういう野原が普通にごろごろしてるのが、さすがアメリカですなぁ。
# by atCommA | 2006-08-04 03:22 | 光画部的戯言 | Comments(10)
2006年 08月 03日
木漏れ日露出補正ノースカロライナ仕様
本日は、これ系の在庫放出で...

【幕開け】
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【森の奥行き】
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【光の遊戯】
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レンズは全て同一、Tamron 90mm F2.8 MACRO。なんとも使い出のあるヤツです...

ノースカロライナの森の深さ、緑の濃さ、そういったものを...
しっかり締まったシャドーで出してあげたいとなると、分割測光ではおおまかに、マイナス二段。

開いた瞬間にやる気を失ったりしないで済む、とても具合のいい補正度合いです。
# by atCommA | 2006-08-03 09:24 | 光画部的戯言 | Comments(4)
2006年 08月 02日
連写 III
D70での一コマ撮影/連続撮影は、左後ろのボタン押し+右親指が当たっているコマンドダイヤルくるり、で切り替えます。
速くて簡単で迷わず確実、優れたインターフェースです。

それでも、めんどくさいんです...

秒3コマ程度のことなら、指先の感覚一つで押し分けられるんです、単写か連写か。連写モードのままで、意識が赴くままに、押し続けたり単発で撮ったり...切り替える、というほどの意識もなく。
シャッターを押した直後に力を抜くなんてのは本来、手ブレの原因になりやすいんで避けるべきなんですが、そこもまったく問題ない、程度の速度です、秒3コマ。

ならば、連続撮影モード固定でなにも問題なかろう、と。


動体連写はしません、それはしませんが...

まずはブレ防止連写ですね、これはもう多用しますあらゆる場面で。
手持ちのみで撮ってますから、少しでも微妙な状況ならば押さえに数カット、それこそレリーズ押しの影響がないように...という連写。これでずいぶんと、危ない撮影が救われてるのはたしかです。
通常の単発撮りと、なんの切り替え作業もなしでこれに移れる...ってのは、私にはとてもとても貴重な状況です。


次には、押さえ撮り。
よく、一シーンをせめて二カット撮っておけなんていわれますが、その類です。
風が吹いて木漏れ日がほんの少しずれるかもしれない、それで画の表情ががらっとかわるかもしれない。
手持ちだから構図にも多少の変化はあるかもしれない、それで画の表情が以下同文。
そんなときに。


あとはなんといっても、ピントブラケットですね。
マクロで常用しますけれども、ピントリングは固定して、体なり顔なりをじわじわ近づけて(遠ざけて)...その間を連写してしまうという。これはもはや確率の問題なんで、本当は速い連写の方が望ましいんですが...こちらが動く速度次第で、秒3コマでもなんとかなります。
相手も風で揺れてるなんて場合は、もはや入魂もへったくれもなく、この手でひたすら数撃ちするしかありません...

で、本日の写真。
【独りの視線】
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ピントブラケットの産物です。どこにも出していないと思いますが...おそらく、右に寄りすぎてるのが気に入らなかったんでしょう...



連写の機能としては、あとは...そうですね、露出ブラケットがあるんですが...
私、あれ嫌いなんですよ。設定したあと戻し忘れて、単写してえらい目にあったことが数限りないので。そのくらいだったら、露出補正しながら(簡易露出補正はONです)単写を繰り返します。


というわけで、本日も連続単写にいそしむ私でございました。「連写」シリーズ、ひとまずここまで。

...さぁて明日のネタはなんにしようかなぁ...
# by atCommA | 2006-08-02 06:38 | 光画部的戯言 | Comments(0)
2006年 08月 01日
連写 II
【遠いシンクロ】
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動体連写を原則やらない理由の二番目...

単写の緊張感を失いたくないから。
激しく誤解を受けそうですが、あくまで私個人のことです。

目的に合った結果が得られるなら、手段はなんでもよかろうと思います。

いっそ秒間30フレームで撮ったVGA動画から、好きなコマを拾ってくる...それも別にかまわないでしょうし、私も以前やったことはあります。
機材的な(主にメディアか)制限が緩和されれば、民生品のレベルでもどんどん高画素の動画が撮れるようになっていくでしょうし、まぁ動体を撮るという意味では、もとよりそちらが主体かと。


ただしかし、たとえていうなら、熊撃ちのマタギが機関銃を手にして山に入るか、というような...
ちと突飛すぎますか。

動画から切り出してきたものと、狙って瞬間を写しとめたものとでは、自ずと...
凝縮度なり、込められているものなりが、異なってくるだろう。と、思ってます。

突き詰めていくとどうしても精神論めいてしまうんですが、やはり、狙ったその瞬間ということに対して、意識的でいたい。タイミングに対しておおまかに網をかけた中から拾い出す式の撮影は、私の場合どうしても、写真がゆるくなってしまいそうです。


ただ、連写を全否定するつもりはありません。
びしっと狙い澄ましたそのチャンスを、さらにいくつかに分割してくれる...そういうじゅうぶん速い連写なら、撮り手の意識と機材の能力の幸せなコラボであって、是非使いたいところです。

結局はやはりここでも、D70では能力不足ということで...ならば今は、漫然たる連写に頼らず、一瞬を狙う感覚をせいぜい磨いておきましょう、ということです。


で、本日の写真...開設から九日目にしてようやく、撮りたてほやほやです。今朝ほどJordan Lakeで、ここに書く内容を考えながら、鳥たちのシンクロが達成されるまさに一瞬を狙って撮りました。
手前はもちろんアオサギですが、向こうは...うーん、この距離だとよくわかりません。いずれにせよ、空も森も湖も入ったし、撮ったときにはがっつり手応えを感じられてすっきりすっきり。


残るは、昨日の冒頭の話。そこまで単写にこだわるのなら、動作モードを連続撮影のままにしておくのはなぜか、というのが...明日の話題になります。ますます先読みされていそうですけれども...
# by atCommA | 2006-08-01 08:42 | 光画部的戯言 | Comments(2)
2006年 07月 31日
連写 I
「なんか単発で、撮影関連話でもひとつ...」
と昨日は申しましたが、予定は未定っ。やっぱりシリーズものになってしまいました。

連写...

D70の動作モードは、"連続撮影"に設定したままです。
けれど撮影の90%は、単写です。

九割とはいっても、数えたわけでもないので...正しくは、「原則として動体連写はしない」でしょうか。
理由はおおまかに二つありまして、まずその一つ目は...

単純に、D70では能力が足りないからです。秒3コマってのは、なんとも。

連写を始めてしまったら、タイミングはカメラにゆだねるしかありません。
たとえば水面からカワウが飛び立つ...目の前を横切る瞬間なんて、えらいスピードです...それを秒3コマに任せると、
まぁたいていは、欲しい構図の欲しい瞬間を外してるんですね。あ、そのコマとそのコマの間なんだけどなー、という。
稀に当たらないこともないでしょうけれど...まぁ完全な運任せになります。

その点、単発撮りならば入魂の一撃が当たる、かもしれません。
この場合レリーズタイムラグが問題になりますが...それは運だけでなくて、努力と根性(要するに練習と見切り)が有効な余地がある問題です。撮り手にしてみれば、頑張りがいがあるというもので。

正直、秒3コマ連写と単写での成功率の差は、小さいでしょう。でも経験上、ゼロではありません。

それになにしろ...
単写でしくじったら自分の力及ばずで納得もいきますが、秒3コマのカメラに任せて外したとなると...
なにか釈然としない、まだ撮り手としてやれることがあったんじゃないかなぁという、なんともふんぎれの悪い気分が残ったりしまして。

【ばさっっっ...】 
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空気をばしっと叩いた瞬間が欲しくて、狙い澄ました単写です。真横であること、湖のほとりの木々が入っていること...そのあたりもなかなか得がたい条件で、連写に任せていたらこのタイミングは無理だったと思います。
ただ、あまりにも日の丸になってしまいまして(トリミングなしです)...定石どおり進行方向開けたかったですね。ニコデジでBASSさんからの振りをいただかなければ、表に出ることはなかっただろうカットです。


秒3コマが秒8コマであれば、まるっきり事情は違ってくるでしょうね。
というわけで、連写不使用理由の一つ目は、単にカメラのスペック不足でした。

二つ目は...もうとっくに予想されている内容になってしまいそうですが...また明日。
# by atCommA | 2006-07-31 11:16 | 光画部的戯言 | Comments(0)