2006年 08月 03日
木漏れ日露出補正ノースカロライナ仕様
本日は、これ系の在庫放出で...

【幕開け】
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【森の奥行き】
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【光の遊戯】
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レンズは全て同一、Tamron 90mm F2.8 MACRO。なんとも使い出のあるヤツです...

ノースカロライナの森の深さ、緑の濃さ、そういったものを...
しっかり締まったシャドーで出してあげたいとなると、分割測光ではおおまかに、マイナス二段。

開いた瞬間にやる気を失ったりしないで済む、とても具合のいい補正度合いです。
# by atCommA | 2006-08-03 09:24 | 光画部的戯言 | Comments(4)
2006年 08月 02日
連写 III
D70での一コマ撮影/連続撮影は、左後ろのボタン押し+右親指が当たっているコマンドダイヤルくるり、で切り替えます。
速くて簡単で迷わず確実、優れたインターフェースです。

それでも、めんどくさいんです...

秒3コマ程度のことなら、指先の感覚一つで押し分けられるんです、単写か連写か。連写モードのままで、意識が赴くままに、押し続けたり単発で撮ったり...切り替える、というほどの意識もなく。
シャッターを押した直後に力を抜くなんてのは本来、手ブレの原因になりやすいんで避けるべきなんですが、そこもまったく問題ない、程度の速度です、秒3コマ。

ならば、連続撮影モード固定でなにも問題なかろう、と。


動体連写はしません、それはしませんが...

まずはブレ防止連写ですね、これはもう多用しますあらゆる場面で。
手持ちのみで撮ってますから、少しでも微妙な状況ならば押さえに数カット、それこそレリーズ押しの影響がないように...という連写。これでずいぶんと、危ない撮影が救われてるのはたしかです。
通常の単発撮りと、なんの切り替え作業もなしでこれに移れる...ってのは、私にはとてもとても貴重な状況です。


次には、押さえ撮り。
よく、一シーンをせめて二カット撮っておけなんていわれますが、その類です。
風が吹いて木漏れ日がほんの少しずれるかもしれない、それで画の表情ががらっとかわるかもしれない。
手持ちだから構図にも多少の変化はあるかもしれない、それで画の表情が以下同文。
そんなときに。


あとはなんといっても、ピントブラケットですね。
マクロで常用しますけれども、ピントリングは固定して、体なり顔なりをじわじわ近づけて(遠ざけて)...その間を連写してしまうという。これはもはや確率の問題なんで、本当は速い連写の方が望ましいんですが...こちらが動く速度次第で、秒3コマでもなんとかなります。
相手も風で揺れてるなんて場合は、もはや入魂もへったくれもなく、この手でひたすら数撃ちするしかありません...

で、本日の写真。
【独りの視線】
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ピントブラケットの産物です。どこにも出していないと思いますが...おそらく、右に寄りすぎてるのが気に入らなかったんでしょう...



連写の機能としては、あとは...そうですね、露出ブラケットがあるんですが...
私、あれ嫌いなんですよ。設定したあと戻し忘れて、単写してえらい目にあったことが数限りないので。そのくらいだったら、露出補正しながら(簡易露出補正はONです)単写を繰り返します。


というわけで、本日も連続単写にいそしむ私でございました。「連写」シリーズ、ひとまずここまで。

...さぁて明日のネタはなんにしようかなぁ...
# by atCommA | 2006-08-02 06:38 | 光画部的戯言 | Comments(0)
2006年 08月 01日
連写 II
【遠いシンクロ】
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動体連写を原則やらない理由の二番目...

単写の緊張感を失いたくないから。
激しく誤解を受けそうですが、あくまで私個人のことです。

目的に合った結果が得られるなら、手段はなんでもよかろうと思います。

いっそ秒間30フレームで撮ったVGA動画から、好きなコマを拾ってくる...それも別にかまわないでしょうし、私も以前やったことはあります。
機材的な(主にメディアか)制限が緩和されれば、民生品のレベルでもどんどん高画素の動画が撮れるようになっていくでしょうし、まぁ動体を撮るという意味では、もとよりそちらが主体かと。


ただしかし、たとえていうなら、熊撃ちのマタギが機関銃を手にして山に入るか、というような...
ちと突飛すぎますか。

動画から切り出してきたものと、狙って瞬間を写しとめたものとでは、自ずと...
凝縮度なり、込められているものなりが、異なってくるだろう。と、思ってます。

突き詰めていくとどうしても精神論めいてしまうんですが、やはり、狙ったその瞬間ということに対して、意識的でいたい。タイミングに対しておおまかに網をかけた中から拾い出す式の撮影は、私の場合どうしても、写真がゆるくなってしまいそうです。


ただ、連写を全否定するつもりはありません。
びしっと狙い澄ましたそのチャンスを、さらにいくつかに分割してくれる...そういうじゅうぶん速い連写なら、撮り手の意識と機材の能力の幸せなコラボであって、是非使いたいところです。

結局はやはりここでも、D70では能力不足ということで...ならば今は、漫然たる連写に頼らず、一瞬を狙う感覚をせいぜい磨いておきましょう、ということです。


で、本日の写真...開設から九日目にしてようやく、撮りたてほやほやです。今朝ほどJordan Lakeで、ここに書く内容を考えながら、鳥たちのシンクロが達成されるまさに一瞬を狙って撮りました。
手前はもちろんアオサギですが、向こうは...うーん、この距離だとよくわかりません。いずれにせよ、空も森も湖も入ったし、撮ったときにはがっつり手応えを感じられてすっきりすっきり。


残るは、昨日の冒頭の話。そこまで単写にこだわるのなら、動作モードを連続撮影のままにしておくのはなぜか、というのが...明日の話題になります。ますます先読みされていそうですけれども...
# by atCommA | 2006-08-01 08:42 | 光画部的戯言 | Comments(2)
2006年 07月 31日
連写 I
「なんか単発で、撮影関連話でもひとつ...」
と昨日は申しましたが、予定は未定っ。やっぱりシリーズものになってしまいました。

連写...

D70の動作モードは、"連続撮影"に設定したままです。
けれど撮影の90%は、単写です。

九割とはいっても、数えたわけでもないので...正しくは、「原則として動体連写はしない」でしょうか。
理由はおおまかに二つありまして、まずその一つ目は...

単純に、D70では能力が足りないからです。秒3コマってのは、なんとも。

連写を始めてしまったら、タイミングはカメラにゆだねるしかありません。
たとえば水面からカワウが飛び立つ...目の前を横切る瞬間なんて、えらいスピードです...それを秒3コマに任せると、
まぁたいていは、欲しい構図の欲しい瞬間を外してるんですね。あ、そのコマとそのコマの間なんだけどなー、という。
稀に当たらないこともないでしょうけれど...まぁ完全な運任せになります。

その点、単発撮りならば入魂の一撃が当たる、かもしれません。
この場合レリーズタイムラグが問題になりますが...それは運だけでなくて、努力と根性(要するに練習と見切り)が有効な余地がある問題です。撮り手にしてみれば、頑張りがいがあるというもので。

正直、秒3コマ連写と単写での成功率の差は、小さいでしょう。でも経験上、ゼロではありません。

それになにしろ...
単写でしくじったら自分の力及ばずで納得もいきますが、秒3コマのカメラに任せて外したとなると...
なにか釈然としない、まだ撮り手としてやれることがあったんじゃないかなぁという、なんともふんぎれの悪い気分が残ったりしまして。

【ばさっっっ...】 
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空気をばしっと叩いた瞬間が欲しくて、狙い澄ました単写です。真横であること、湖のほとりの木々が入っていること...そのあたりもなかなか得がたい条件で、連写に任せていたらこのタイミングは無理だったと思います。
ただ、あまりにも日の丸になってしまいまして(トリミングなしです)...定石どおり進行方向開けたかったですね。ニコデジでBASSさんからの振りをいただかなければ、表に出ることはなかっただろうカットです。


秒3コマが秒8コマであれば、まるっきり事情は違ってくるでしょうね。
というわけで、連写不使用理由の一つ目は、単にカメラのスペック不足でした。

二つ目は...もうとっくに予想されている内容になってしまいそうですが...また明日。
# by atCommA | 2006-07-31 11:16 | 光画部的戯言 | Comments(0)
2006年 07月 30日
掘り出す III
【乾いた夕暮れ】
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さて。
開設から6月いっぱいまでで、Galleryには422枚の写真がアップされています。
一方で、6月最後の写真の撮影枚数カウンタは...53,474。

422 / 53,474 = 0.0078916856790215805812170400568501

おおまけに丸めても、0.8%。
うぅむ...以前、自分の写真の生存率は、約消費税分すなわち3-5%が目安だったんですが...ギャラリーとなると、さらに一桁下がりますか。
そりゃぁ、ほんっとに満足できる写真なんて撮れてもいませんし撮れるとも思ってませんがしかし、0.8%といわれるとそれもまたどうか、と。

昨日書きましたとおり、ギャラリー開設時点までのものはもう決着しているとして...
じゃ、5月6月はどうなんだ。もしかしてものすっごい取りこぼしとかしてるんでないのか。傑作連発だった日にたまたま酒呑んじゃって処理が上手く回ってないとか...

いきなりフォルダ引っくり返して掘り出し作業始めたのは、そういうわけでした。再度の足元固めといいますか...評価基準も含めてもう一度見直して、よしここまではだいじょうぶ、ということにしておきたい、と。
で、やってみたら...

5月から一枚
6月から二枚
以上

という結果で。

正直、もうちょいあるかなぁと思ってましたけどもねぇ。なかったですねぇ。
もはや過去を振り向くことなく、がっつり前を向いて進むべし、と。


冒頭の写真、6月からの二枚目の掘り出しになります。めずらしく夕暮れ時に外に出られたときの撮影...D70とFM2nをとっかえひっかえして撮ったヤツですね。もともとレンガ色とはいえ、建物がやけに赤い...しかも建物だけがやけに赤いという、暮れて染まっていくほんの少し前の風情。
すっと引かれた飛行機雲をアクセントに、からっとエッジの立った光景が、いかにもこの街らしく...


そういうわけで掘り出しシリーズ、これにて終了です。姉妹篇の話があるんですが、それはまたの講釈で。あぁさっぱりした、とにかくこれで新規の写真とだけ向き合えます。

さて、明日は...なんか単発で、撮影関連話でもひとつ...
# by atCommA | 2006-07-30 04:15 | 光画部的戯言 | Comments(10)
2006年 07月 29日
掘り出す II
今年の4月、Galleryを作りました。

その時点で、どーんとさかのぼってセレクトし直しております。古くは2004年8月(おぉ、まもなく丸二年...)あたりになるんですが、この辺の写真になるともはや、目垢がつきまくるくらい見まくっておりまして...

出さないなら出さないままにしておくにも、
とはいいつつ消さずに取っておくことにも、

全部それなりに納得がいっちゃってるような連中ばかり。もはや掘り出しの余地なんぞ、かけらも残っておりませなんだ。以後、それに準じ。

要するにその、Gallery作った時点以前の写真はもう、いまさらサルベージする意味がほぼまったくないであろうと...ここで一本、線引き。
作った時点でそのあたりにいまひとつ無自覚なところが、私のあかんところですが。

そういうわけで、じゃぁ、今年の5月を洗い直し。

【青空にヤジロベエ】
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好きなパターンで好きな構図、好きな露出なんですけども...
ジャギーとシャープネスの塩梅とるのにくたびれ果てて放り出しちゃった、という一枚でございます。
今回調整しなおして、少しは落としどころが見えたようにも思いますが、まだまだ...というかやっぱり、この素材をパンフォーカス風に撮るのは難しいですねぇ...


で、5月からの掘り出しはこの一枚だけでした。そもそもなんで掘り出しなんてはじめてるかというと、

...
続きは明日。
# by atCommA | 2006-07-29 06:31 | 光画部的戯言 | Comments(2)
2006年 07月 28日
掘り出す I
【光の触手】
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先月末、Jordan Lake沿いの森での撮影。

6月分のフォルダから、がさごそと引っ張り出してきました。消去は免れたものの、アップ候補に洩れた写真...いわゆるディスクの肥やしというヤツです。

滅多にこういうことはやりません。たいていは肥やしのまま...
ま、それはそうなのであって、見るたんびに評価がブレるってんでは困りものです。

これも、第一選別段階で洩れてるってのはやっぱり...たぶん白飛びが気に入らなかったんでしょうね、毎日のことなんでさっさと忘れておりますが。
それでもまぁ、森の木漏れ日の魅力というのは抗し難いものでして。それと、巻きつく先を求めて伸びる蔓の、妙な具合のなまめかしさ、でしょうか。そのあたりちょいと引っ掛かりましたんで、強引に掘り出してきました。

三日連続で語りましたらちとくたびれましたので、本日は軽ぅく、イントロ程度にて...
というか、次を掘り出してこないと明日が書けないぞっと。うぎぃ。
# by atCommA | 2006-07-28 06:22 | 光画部的戯言 | Comments(4)
2006年 07月 27日
熟成 III
さて、半月向き合う...その間なにをやってるのかという話ですが、

たいていは、適当なペースで折につけ呼び出して、ぼぉっと眺めてます。まいんちあぁだこぉだと弄くりまわしてるわけではありません。

思うに...


処理の仕方なんて星の数ほどあるんですよね、ハイキーローキー固め柔らかめあっさりあざやか...
どの切り口をどの配分で組み合わせて、どう表現するか。

撮るときから仕上がりイメージがぴしっと定まっていればそれはそれですっきりなんですが、
たとえそうであったとしても、
自分がまったく意図しなかった方向によって、その一枚の魅力がもっと強烈に開花するってことも...あるんではなかろうか、と。

その程度には、自分の表現の方向なんてまだまだ定まっていない、と思っております。オノレの思惑を超えて、たとえばぎんぎんにシャープにとか、もわっもわにソフトにとか...そういうことで生まれてくる表現もあるんじゃないか、と。

せっかく、どう料理しても文句が出ない素材-すなわち自分の写真ってのが目の前にあるわけですから、そいつらで可能性を試してみない手はない...だろう。


じゃぁ思いつく限りの処理を片っ端からやってみりゃいいだろ、となるんですがこれがまた...
情けないことに忘れっぽい人間でして、例えばモノクロにしても、
モノクロっていう表現手段があったなぁってことを、まぁだいたいは、忘れてるんです。
忘れてるってことは、すぐには思いつかないんですね。何日か眺めてるうちにふと、あ、こいつ色抜いてみたらどんなかな、と思いつくようなペースで。


時間が許す限り(ここ、けっこうポイントですが)、一枚の写真に向き合ってみる...そのうちどこからか、新しい切り口が降ってくるかもしれない...


というわけで、冒頭に戻ります。

熟成といったってナマモノじゃありませんし、特に扱うのがデジタルデータであれば、原版が日光で退色変色するといった意味の物理変化もあり得ず。



そう、熟成というのは実は、撮り手自身の話だったりします。



写真の方は、やむなく既出...4月末の撮影で、ニコデジには貼らせていただいたものです。
これを書くにあたって、ふぅっと頭の中を見回してみて...
ここ最近で最も熟成効果が高いんじゃないかと思うカットが、これでしたもんで。

【ひとやすみ】
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撮ったときには、こういう仕上げは毛筋ほども考えておりませんでした。そういう意味では熟成といってもよかろうかと思います。
とはいえ、どこがどう処理されてんだかわからんのでは、話の通じがまるでよろしくありませんので...

JPEG変換前のNEFファイルにリンクしておきます(←クリックするといきなりダウンロードダイアログになります。ファイルサイズ5MB少々です、ご注意ください)。ご興味おありの向きは、どうぞ。「熟成」などとほざいて、行き着いた先はこの程度と...ご笑納いただきたく...
# by atCommA | 2006-07-27 10:12 | 光画部的戯言 | Comments(4)
2006年 07月 26日
熟成 II
それぞれの写真に最大半月ほど向き合うようになった。

基本的には、その写真をしっかりと見尽くして、対話もし尽くして、それなりの見極めを済ませてから...ちょうどこう、アボガドやらマンゴーやらバナナやらを買ってきてから追熟させるような感覚で、ほどよく味が乗ったあたりで出すってところでしょうか。

その内実については、明日に譲るとして...

一方で、半月以上にはならないよう、適宜調整してます。

半月を超えてしまうと次は一月になるわけで...いくらなんでも一ヶ月前の写真となると、まず間違いなく季節感を外すだろう、と。そりゃまぁ日本の端と端じゃぁ季節の違いは一月どころではないですけれども、そういうこと以前に、自分自身の季節感が外れますもので。

それでもほんとの季節モノとなると、半月も置いておけない...
終わりかけの花とか、最初の桜とか、そんな類ですね。こういう類は季節モノ割り込みとして、アップ待ちの連中尻目にとっとと出しちゃいます。
やったー、今年の蜂ホバはオレが一番乗りだぜぃ、とかね←くだらないけどたまにやると楽しい←ちなみに実話

要はなんにでも、旬ってものがあるのかもしれないと。待って見極める旬もあるし、有無を言わさずぴちぴちの旬もある...


そして、自分ひとりの判断なんてのは当てにならんもので、世間様の旬と掛け違うこともあるわけです。
で、この写真。

【気分はトロピカル】
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こちらで一番よく見かけるセセリチョウ。後翅に大きな白斑、前翅には鮮やかな黄班と、なかなかに美麗です。
花とともに、なかなか南国風で好きなんですが...もう一つ面白みに欠けるなぁどうすんべ、と十日ばかり置いときましたら、
ニコデジでセセリ祭りが始まったわけです。

溜め込んで旬を逃した好例ってことで。やれやれ、やっとアップ用フォルダから消せます...


というわけで「熟成」シリーズ、明日で終了予定。
# by atCommA | 2006-07-26 03:49 | 光画部的戯言 | Comments(4)