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2008年 10月 11日
旅立ちの日


さて、もう間もなくしますと、出発のお時間でございます。



去る九月末の連休に、イッポンズ有志による大人の修学旅行企画、
北東北強化合宿というのがありまして。

家族優先モードで不参加だった私はともかく、
巨匠ainosatoさんが、
直前で仕事が入って、悲劇のキャンセル。

そりゃあんまりだってんで、
本日からの三連休で、引率ariariさんによる補修旅行が設定されたのでした。
奥州は平泉から遠野・一戸を回ろうという、大人の修学旅行補修篇。




...んで私は、
どーせ仕事が入るから行けねぇべや、と一人めそめそしておりましたら、



なんだ休めるってぇじゃないですか(T課長、英断をありがとうございます)。

すかさず、お二人の蜜月旅行に割り込みを申し出たわけでございます。
お邪魔虫でどうもすいません。




a/aコンビのお二人は、なんでも一昨日夜にすでに札幌を出て、
珍道中を繰り広げておられるようです。
私は本日朝、平泉にて合流予定。
それはいいんですけども。





さて、機材だ。





フィルムメインというかほとんどフィルム以外考えていないってのは、最近のノリというやつなのでいまさら悩むところでもないんですが、
(いちお、GR-D IIは持って行きます。たいして荷物にもならんし)、

フィルムカメラといってもいろいろなわけで。

メインはやっぱり、R2A。
レンジファインダー熱、いまだ冷めず、です。
レンズ一揃い持っても、軽くてよろしいし。




問題は、フィルムカメラが一台でいいのか、ってことです。



やっぱり不安です、故障とか。
モノクロとカラーを撮り分けたくなることもあるだろうし。
どうしても、サブ的にもう一台、持って行きたい。





一眼...
FM2nもF3も元気ですが、あいつら連れてくと、レンズが重くなるんですよねー。
この一月ほど忙しすぎて、ろくに体を鍛えてないもんで、
重い機材をえっちら背負うのが、ちとしんどそう。

それに、一眼でパワフルに撮るほど戦闘的な気分じゃないんです。
どっちかってぇと、


歴史の中に息づいてる北東北で、
その幽玄に溶け込みながら、
木々の葉ずれにまぎれるように、
かそけきシャッター音でそっと切り取る...



って、要するに仕事でくたびれてるだけの話なんですが、まぁ概略そんな気分でして、
とするとやっぱり、一眼は、パス。







手持ちの機材でコンパクト系だとXA2、国産レンジファインダーならminolta Himaticがありますが、
せっかく初の東北旅行ってときに、こやつらだと少々、力不足の感も否めない。
XA2だと自由度低すぎるし、Himaticは距離計が少々ずれておりまして、
R2Aのサブにするには、ちと厳しいのです。






さて、どうしたもんか...


どうしたもんか...









...どうしたもんか...




















c0084666_0424475.jpg













だって他に選択肢ないっしょ。



まだフィルムも装填してませんです、
なんたってついさっきの夕方、仕事を20分ばかり抜けさせてもらって、
ほいっと引き取ってきたんですから(えぇ、吉祥寺で手に入れました)。


M3のわりと初期型で、二回巻き上げタイプ。

ちょうど一ヶ月前の日付で、修理業者のオーバーホールレポートがついておりまして(これが決め手)、
外観中身ともに、状態はいいようです。
少なくとも外観は、ウチのFM2nより、上等。

で、
先月の残業代でお釣りが来る値段だったんだもん


...にしてもまさか、
自分より年上(どうやら1956年製)の機材を連れてくことになるとは、思いもせなんだ。
はてさてどうなりますやら。



なんにせよそういうわけで、
連休中はこちら、生存報告以上の更新はできませぬ。
例によって携帯撮影のレポートはちょぼちょぼ上げるでしょうけれど、
適当にスルーしてやってくださいませ。




それではみなさん、

よい休日を。
by atCommA | 2008-10-11 02:22 | 光画部的戯言 | Comments(20)
2007年 11月 01日
業務連絡
さていよいよ、11/3が近づいてまいりました。

集合時間その他。
by atCommA | 2007-11-01 06:03 | 光画部的戯言 | Comments(14)
2007年 10月 31日
この指とまれ。
今月いっぱい、一番上にこのエントリーを置いときます。

撮影会(?)と宴会(?)のお知らせでございます。
ご興味おありの方は、をどうぞ。

詳細情報。herbさんのご予定、追記しました。
by atCommA | 2007-10-31 03:33 | 光画部的戯言 | Comments(21)
2007年 04月 13日
ちょっといい話。ニコンさん、えらい。
先日の日曜日、4/8のことでございます。

わんこの散歩中にぱしゃぱしゃ適当に撮ってたんですが、D70、突然シャッターが切れなくなりました。
ミラーが上がって戻ってこない、もう一度シャッターボタン押すと復旧。もちろん写真は撮れてません。

うん。壊れた

撮影の方は、壊れたその日の晩に、神奈川の仲間が手元の予備機を発送してくれましたんで(水曜に到着。
びっくまさん、さんくすあろっと)、ほぼ支障なくすみましたけども。

なにはともあれ翌月曜日、ニコン札幌SCに持ち込みました。窓口のおじさんとの会話。

ざっと見たところでは基板交換かと...技術料¥9,000-と部品¥4,000-くらいでしょうか
「もちっと突っ込んだ見積もりお願いします」
それだと修理キャンセルの場合、見積もり料金発生しちゃうんですが
「かまわんです。もう相当数撃ってる機体なんで、たとえばやっぱりシャッター機構部ダメだったなんてことになるかもしれませんし、そのあたり見極めたいんです」
なるほどっっっごもっともです(←ほんとにこうおっしゃいました)。では二三日お待ちください

ちなみにこの機体、半年ほど前にも似たような症状になりまして、そのときはたしかに基板交換だったんです。
今回もちょっと見だけで基板云々って話になりましたんで、もしかしたらD70について、けっこうありがちな話なのかもしれません。

それはさておき、

見積もり連絡が一向に来ません。前述の代替機があるから焦る必要はないというものの、よほどのことになっているのやらどうなのやら、さすがに気になります。

所用のついでに本日、顔出してみました。

「あー、修理終わってまして...ご連絡差し上げようと思ってたところでした」

はい?

c0084666_1605586.jpg


そうそう。そういう内容でお願いしたんですが...へ、見積もり飛ばして直しちゃったの?

「今回無料でやらせていただきましたので」

はいぃ?

c0084666_161725.jpg


おわー。こんなに交換。
グリップの破損? ...いやそれはまじで気づいてませんでしたけどもそれはそれとして、うわー。
「使用頻度大による磨耗のため部品を交換」ってそりゃ願ってもいないことだけど、うわー。

そんで、

c0084666_15572237.jpg


燦然と輝きますねぇ。"合計 0"
どうすか、これ。可動部品、事実上全部でしょ。

預けた時点で約8万ショットでしたから、そりゃもう耐用限界をとっくに超えちゃってるはずで。SCのおじさんも言ってましたけど、そこは所詮D70ですからね。65536枚でカウンターリセットした時点で、まぁだいたいは限界なんでしょう。

だから磨耗の交換のってのは自然な流れだとして、それが無料とはね...
いっぱい使ったご褒美、ってことでしょうか。

ありがたい、の一言であります。顧客満足度、極限まで高し。ニコンさん、えらいっっっ。

こういう経緯で私のD70、故障が直ったにとどまらず...
若返ってしまいました

あと8万回、行けます。いぇい。
by atCommA | 2007-04-13 16:16 | 光画部的戯言 | Comments(14)
2007年 01月 19日
昔の眼。
Auto Nikkor-S C 50mm F1.4。手持ちの中で、一番旧いタイプのレンズです。
アメリカで(ほとんど間違って)入手して以来、ほとんど使ってませんで...とにかくグリスがすかすかで、正直使う気にならなかったんですわ。

このたびタック・カメラサービスセンターさんにグリスアップお願いしまして、ようようまともに使えるようになりました。ariariさん、情報感謝でございます。

【まぼろしの非常口】
  D70, Auto Nikkor-S C 50mm F1.4  [1/160s, F1.4]
c0084666_18414584.jpg


 のっけはやはり、開放で。なんかこう...やけにつるっとした...


【板張りの歴史】
  D70, Auto Nikkor-S C 50mm F1.4  [1/1000s, F8]
c0084666_1842196.jpg


 素直ですなぁ。


【ポプラ並木は冬の装い】
  D70, Auto Nikkor-S C 50mm F1.4  [1/1000s, F8]
c0084666_18421772.jpg


 ...す、素直ですなぁ...


【道具の貌】
  D70, Auto Nikkor-S C 50mm F1.4  [1/3200s, F1.4]
c0084666_18423067.jpg


 これ以上寄れないんですよねぇ...この手のレンズの最大の問題点じゃないかと思います。


【旨さ、鮮やかに】
  D70, Auto Nikkor-S C 50mm F1.4  [1/800s, F5.6]
c0084666_18424617.jpg


 赤の描写も問題なさそう。


以前開放を試した限りでは(ついでにもう一つ)、ボケ味が特にいいというわけでもなくけっこう収差も出まくり、なんですが、
そこそこ絞ってやれば、なぁんにも問題ない描写になりますね。せっかくメタルフードもつけたし、ちとまともに使ってやりましょうか...
by atCommA | 2007-01-19 18:43 | 光画部的戯言 | Comments(6)
2006年 11月 11日
単焦点一本勝負 ~35mm F2D 四変化~
35mmをつけっぱなしで、札幌市内は藻岩山に登ってみました。麓登山口から山頂まで、掛け値なしにつけっぱなしで。
とはいっても山の中腹から上ではさほど撮りたいものもなかったので、実質登りはじめから中間地点までってことではありますけれども。

背中にはずっしりといつものデイパを背負っておりまして、もちろん12-24も80-400も90マクロもがしゃがしゃとフル装備で入っておるわけですが、なんですかねぇ、足りちゃったんですね一本で。

というわけでほんの小一時間ばかりの撮影ながら、35mmの懐の深さなんてものを感じてしまったのでした。

【エルムは天へのともしび】 Ai AF Nikkor 35mm F2D  1/640s, F8.0, EV-0.3
c0084666_16513562.jpg


 広角風。
 そろそろ山道になってきたな、というとっぱなあたりに立ち聳えている、エルム(ハルニレ)の木。枝分かれしつつがっしりと伸びていく力感、つかまえるアングルを探るのは楽しい作業でした。

【里の和みのぬくもりの色】 Ai AF Nikkor 35mm F2D  1/400s, F8.0, EV-0.7
c0084666_16515586.jpg


 標準風。
 谷越しの山肌だの民家の屋根だのってのは、もうどうしようもなく郷愁ですね。これがこのまま冬になってくれればさらに郷愁なんですが、ここは札幌そうはいかない、いずれ一面の雪景色です。

【群青に透ける】 Ai AF Nikkor 35mm F2D  1/3200s, F3.2, EV-0.3
c0084666_1652952.jpg


 中望遠風。
 手前と向こう、どちらを主役に据えるかずいぶん迷いまして、結局両方撮りました。セレクトはたいして悩まずにこちらに決定。青と黄色の組み合わせってのは、もともとかなり注意を惹くもんだってのが刷り込まれております。どうも遠い昔に小学校で、そう教わったような気が...

【きりりと佇み】 Ai AF Nikkor 35mm F2D  1/400s, F6.3, EV-0.3
c0084666_16522052.jpg


 マクロ風。
 道端の潅木なんですが、一目見て吸い寄せられちゃいました。
 葉脈のどのあたりまでピンを回そうか考えた結果のF6.3ではあるんですが、そうかそうか角ボケになるか。そういやそうであった。
 まぁ葉っぱの形もこんなですし、かえって面白いってことにしましょうこの際。


撮影時点では、こういう「~~風」のまとめを意識してたわけじゃありません。撮ったものをセレクトしていったら自然とこうなったというだけのことです。

前段で「懐の深さ」と書きました。しかしこうした使い方が、このレンズのストライクゾーンを射抜いているものかどうかは疑問です。おそらくは、ど真ん中の周辺を同心円状にくりぬいたような使い方をしてるんじゃないかと...
とはいえ、この応用範囲の広さがとてもありがたいのではあります。


もう一点、このレンズの...画角の魅力。
35mm換算ではいわゆる標準レンズになるわけですが、私今回このたびこの歳にしてやぁっと、「標準レンズ」の意味が理解できた気がしております。

「人間の視界に近い画角だから」

程度や表現の差はあれどもだいたいこういう言い方をされておりまして、それはもちろんご幼少のみぎりから私も存じておりますが、どうもこの説明が、自分の血肉になっておりませんでした。

これ要するに、「見たまま写るよ」...つまりは、

「"あ、いいな"と思ったらとりあえず35mmで構えればまぁ撮れるよ」

ってことなんだなぁ、と。

ここで超広角だの望遠だの使い始めると、いやまぁそれはそれでいいんですが、"あ、いいな"と思ったそもそものトリガーからは、徐々に離れます。手垢のつかない取っ掛かりのイメージを枠に収めるには、イメージを感じたときと同じレンジ...すなわち「人間の視界に近い画角」が最適、とまではいわずとも少なくとも手近、ではあろうと。

最近35mmがやたら稼働率高いのは、今さらながら以上を実感しているというのが、一番の原因であります。


【マッチ箱がいっぱい】 Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80~400mm F4.5~5.6D  1/800s, F8.0, EV-0.3
c0084666_16523748.jpg


 おまけ。藻岩山の山頂展望台から、80-400mmで見た風景です。ウチのマンションが写ってる、ってただそれだけではありますが、
 支えなしの完全手持ちでもまぁこのくらいには解像するのねという、自分用メルクマールみたいなもので。

by atCommA | 2006-11-11 19:14 | 光画部的戯言 | Comments(4)
2006年 09月 28日
「すべて偉大なものは単純である」
【破れの色 I】  AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~70mmF3.5-4.5G(IF)  1/640s, F8.0, EV-0.3
c0084666_520551.jpg

【破れの色 II】  Ai AF Nikkor 24mm F2.8D  1/1000s, F8.0, EV-0.7
c0084666_5203855.jpg


 ノースカロライナで見つけた廃牧場、三度目のセッション。
 気分の乗りに任せて切り取ったら2パターンできたってだけですが...
 見比べているうちに連想が連想を呼んで、とうとうタイトルの言葉を思い出してしまいました。


「すべて偉大なものは単純である」
...不世出の指揮者、フルトヴェングラーの言葉です(「音と言葉」所収)。

もちろん自分の写真のを偉大というつもりがあるわきゃぁありませんが(断りいれるのもばからしいですけど)、それはそれとして...
その"単純"さはいったいどんなものなんだろうと、考えてみるのは悪くはないかなと。


昔この言葉を知った頃は、
複雑玄妙を追及しきったその極北が結局は単純に通じて輪っかが閉じる、
なんてことを考えておりましたけども...そう割り切れたもんでもないような。

答が出るわけがない、だから一生もんで楽しめる。そんなんばかりで。
もう一組、

【侵食 I】  Ai AF Nikkor 24mm F2.8D  1/500s, F8.0, EV-0.3
c0084666_5211522.jpg

【侵食 II】  AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~70mmF3.5-4.5G(IF)  1/320s, F8.0, EV-0.3
c0084666_5215073.jpg


"単純"...

考え込んでも禅問答です。なにしろ、自分の眼を磨くしかありません。うひゃひゃ、ほんとに一生もんです。まぁのんびりやりますか。
by atCommA | 2006-09-28 05:23 | Comments(0)
2006年 09月 20日
12-400mm。
まずは、Jordan Lakeの浜辺から二枚ほど...


【風が遊ぶ】  Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80~400mm F4.5~5.6D  1/1250s, F8.0, EV0.0
c0084666_9541610.jpg

ブイにも当然それぞれ意味役割がありましょうけれど...不案内にてさっぱりです。ただ風に揺れるオブジェとしてのみ。
80-400mm、珍しく220mmにて。


【夏の忘れ物】  Ai AF Nikkor 24mm F2.8D  1/640s, F8.0, EV0.0
c0084666_9551099.jpg

まもなく波にさらわれて、そのまま自然に帰っていくのでしょう。
すっと選んだ24mmが、頭に浮かんだ絵柄にぴったりでした。


そんな調子でがちゃこがちゃこレンズ交換しながら撮ってるわけですが、さて。
"200mmが珍しい"ってのはいったいどの程度珍しくて、"すっと選べた24mm"ってのはだいぶ使い込んだんでしょうかどうなんでしょうか。

というわけで今回は、
どの焦点距離をよく使ってるんだろう という話です。

とりあえず、12-400mmの範囲を5つに分けて、使われ具合をまとめた表を(データ処理などについては、あとで補足します)。
c0084666_9554672.jpg

10-20%を水色、20-40%をピンク、40%以上を赤 に塗ってみました。5つともピンクならばぴったり平均して使っているってことなんですが、さすがにそんなことはなくて。

たとえば、太線で囲った8月のデータを見てみると...
  ・2004年8月:D70移行前からの望遠病そのまんま
  ・2005年8月:90mm マクロで虫ばかり撮っていた
  ・2006年8月:12mmで風景を撮り、24mmで街を撮り、90mmで虫を撮り、400mmでサギを撮り
...なんてのがあからさまに浮かび上がってきたりします。季節が同じでもやることは違っているようで...もっとも、場所もそれぞれ東京札幌アメリカと違うわけですが。

表だけでもいろいろ見えてはくるんですが、やはりここは定番のグラフ化を。ちょいとイベントも書き足してみました。
c0084666_9561088.jpg


集計前に漠然と考えていたよりは、周期性の少ない結果でした。冬は鳥撮りで望遠ばかり、夏は虫撮りで90mmばかり...つまりグラフでいえば青とオレンジが入れ替わる状態かと思っていましたが、必ずしもそうでもないようです。
そういうことよりやはり、生活の変化やら機材の追加/離脱やらが如実に反映されてて、当人としてはなかなか腑に落ちて面白かったりします。
この一年ばかり"普通の望遠"レンジの稼働率が極端に低いですけども、それ以外ではまぁ最近は、そこそこバランスよく使っているという結果でしょうか。

とはいえ、あれこれ持ち歩いてるから使うのか、使い道があるから持ち歩いてるのか、卵とニワトリなんですよね考えてみれば。

ですので、"縦で撮る。"の話と同じく、この結果がすなわちどうこう、撮り方やら行動やらに結びつくって話ではないです。
そもそも、全レンジをまんべんなく使わなきゃならんってことはまったくないんですし。

ただ、卵にせよニワトリにせよ現状がこうだということは、とりあえず画角だけを考えてみても...
どのレンズも捨てられないし、
つまり結局荷物は減らせないだろうなってことが、
よぉくわかりましたってオチでした。

おそまつっ。

データについての補足を読む
by atCommA | 2006-09-20 11:50 | 光画部的戯言 | Comments(2)
2006年 09月 15日
レンズを交換する。
えー、タイトルどおりでありまして...
交換レンズの話ではないです、あくまで「レンズを交換する」話でございます。

いきなりですが、

みなさん、きちんと座るなり置くなりして、交換してらっしゃいます?


...とまずは、実践ネタとしての写真の方を、順を追って。合間にもっと撮ってますが、適当にダイジェストして...

【刈り入れのあと No.1 】  AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~70mmF3.5-4.5G(IF)  1/640s, F9.0, EV-0.3
オリジナル撮影日時:2006:09:03 10:26:06
c0084666_2514934.jpg
こんなモノはもう、見つけてしまえばまずは条件反射で...
といいつつ、これは三枚目の撮影です。鳥撮りのときのクセで、まずとにかく一二枚押さえるってのがパターンになっちゃってまして。
落ち着いて撮った最初のカットが、これです。ちとシュールに見せたかったんですが、食い足りず。


【刈り入れのあと No.2 】  AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~70mmF3.5-4.5G(IF)  1/500s, F9.0, EV-0.3
オリジナル撮影日時:2006:09:03 10:26:17
c0084666_2523949.jpg
頃合いと思える画角にズーミングして、少し画面に動きをもたせて...
って、この画角にするなら、単焦点使うさぁ、と、ここでレンズ交換。


【刈り入れのあと No.3 】  Ai AF Nikkor 24mm F2.8D  1/640s, F9.0, EV-0.3
オリジナル撮影日時:2006:09:03 10:26:48
c0084666_2531639.jpg

かなり"撮った気になった"カットです。このあともう少しだけカメラを上に振って撮ったのを、ニコデジに貼らせていただきました。

【刈り入れのあと No.4 】  Ai AF Nikkor 24mm F2.8D  1/500s, F9.0, EV-0.3
オリジナル撮影日時:2006:09:03 10:27:23
c0084666_2534055.jpg

やっぱり縦は捨てがたく。これを押さえて、とりあえずこの路線はいいかな、と思ったんですが...

【刈り入れのあと No.5 】  SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM  1/500s, F9.0, EV-0.3
オリジナル撮影日時:2006:09:03 10:29:57
c0084666_2541092.jpg
逃げる相手じゃないんだし、雲もなくライティングも変わらず、ならば最大画角を試しておかない法はなかろう、と、12-24mmに交換してワイ端で。
しかしどうも手応えが薄く...地平線がど真ん中というのも気に食わないんですが現場の事情で自由度低く、ちょろっと数枚でこのレンズはおしまい。


【刈り入れのあと No.6 】  Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80~400mm F4.5~5.6D  1/500s, F9.0, EV-0.3
オリジナル撮影日時:2006:09:03 10:31:23
c0084666_2544932.jpg

さてあとは、狙いを変えてオブジェそのものに迫り...たいところですが、他人の畑に無断で踏み込むわけにはいかず、許可もらおうにも周辺人っ子一人おらず。
じゃぁ長玉だ、となるわけですが、まずは画角探りもあって(このへんまだまだダメダメ)、80-400mm。したらワイ端でちょうどよかった、と。

【刈り入れのあと No.7 】  TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO1:1  1/400s, F9.0, EV-0.3
オリジナル撮影日時:2006:09:03 10:32:52
c0084666_2551532.jpg
ならば愛用タム90でも押さえておかなきゃ。しかしタイヤの切れ具合がよろしからず、このあと撮った縦バージョンをニコデジに貼らせていただきました。


ということで、セッション終了。

No.1からNo.7までで、所要時間は6分半ほどです。冒頭書きましたように合間にも撮ってまして、この間の実撮影枚数は16枚。均せば、一分間に二枚半ってところですか。


とっかえひっかえの撮影だったわけですが、さて本題はここからで、冒頭の疑問再び。

こういうとき、どうなんでしょう、
みなさん、きちんと座るなり置くなりして、交換してらっしゃいますでしょうか?


私は、立ったまま交換してます。
できるときにはしゃがみますが、その場合でも、カメラなりレンズなりを"置く"ということはしません。稀に歩きながらってことも、ないわけではないです。

立ち姿勢での動きの流れをざっと書いてみますと、


  1. カメラストラップ首かけを確認し、電源を切る
  2. リュック(私のカメラバッグはリュックタイプです)の右ヒモを肩から抜き、左半身前に回す
  3. レンズ収納部を開け、付けるレンズ(A)を左手に握って取り出す
  4. (A)を右手親指人差し指中指に持ち替え、左手でリアキャップを外す
  5. 外したリアキャップはそのまま、左手のひらに握りこむ
  6. 左手薬指でボディ側マウントロック解除ボタンを押し込みながら、左手の親指側、右手の小指側で、外すレンズ(B)を回す
  7. このとき、右手は親指人差し指中指の三本で、(A)を持ったまま
  8. 外れかけたら、左手に(B)、右手に(A)で完全に持ち分ける
  9. マウントに対してレンズをスライドするようなイメージで、交換
  10. 右手一本で(A)を回し、マウント装着のクリック音を確認する
  11. (B)を右手に持ち替え、左手のひらに握りこんでいたリアキャップをねじ込む
  12. (B)をしまい、バッグ閉め、肩ヒモ復帰
  13. カメラ電源on、(A)のレンズキャップ外し、撮影開始


...こうなります。たぶん一番のポイントは、9番(ゴミ的に)。11番で、リアキャップを一吹きすることもあります(ゴミ的に)。

文章にすると煩雑ですが実際の作業はたいしたことはないってのがこういうものの常でして、
交換を挟んでの撮影間隔、まぁ概略で30秒ってところです。
今回の例だとNo.2とNo.3が交換挟んで連続撮影ですが、ちょうど30秒ですね。


危険はいうまでもなく承知の上なんですが、
   なるべく撮影のリズムを崩さず、
   被写体の状態が変わらないうちに素早く、
   なおかつゴミの侵入もできるだけ避けながら...
なんて考えてたら、おのずとこのスタイルになってしまいました。
80-400mmと12-24mmを入れ替えるなんてんだとさすがに若干慎重にはなりますが、それでも基本スタイルはこのとおりです。

今回は相手が固定でしたが、普段はしゃがみこんで花に虫マクロ撮ってる最中に背後でミサゴが鳴いたとか、そんな状況で...そりゃ、"可及的速やかに"が第一要件になったりもするわけで。
お薦めでも自慢でもなんでもなく、こんな状態でございます。

となると今度は、各レンズの稼働率なんてのも気になってくるわけですが...そちらはまたの講釈にて、本稿これまで。


...ちなみに↑の、レンズ交換の流れの部分。今年の3月始めに、光画部ネタとして原型を書いておいたものです...ふぅ、やっと陽の目を見ました。
by atCommA | 2006-09-15 05:11 | 光画部的戯言 | Comments(12)
2006年 09月 03日
縦で撮る。
【回廊への自画像】
c0084666_11152890.jpg

いつもの湖、いつもの場所。この桟橋をこの角度では撮っていなかったなぁと、突端から岸辺を向いて...
って思いっきり太陽を背にしますんで、どうしたって自分の影が入ります。しょうがないので居直って撮ってみました。

力学バランスにえらく苦労した撮影だったわりにはポイントが絞れない写真になってますがそれはともかく

そう、縦位置の場合、私は右下派なんです。右上で構えると、どうもレリーズのタイミングがとりづらい気がして。
右下派となると、さらにシャッターは人差し指で押すか親指かと流派があるんですが...私、人差し指派です。ずいぶんと手首が窮屈なのはたしかなんですが、それでも、親指だとレスポンスが不安で。ホールディングの関係でたまに親指を使うことはありますが、基本的に人差し指です。

とはいえ、この写真で左肘が張り出してるのは、これはわざとです。こうでもしないと、人間だか狸だかわかんないんですもん。実際はこんなじゃないです...左肘はほとんど体につけてます。


しかしまぁ、縦グリップもないD70(サードパーティーの製品があるのは知っておりますが)で、ずいぶん縦位置写真を撮るようになったもんだなぁと...この構えも変則といえば変則で、これに慣れたってことはだいぶ数も撮ったんだろうけど、
さていつ頃からこういう体勢になったんだろう


ということで、ちとデータを見てみました。
対象は、2004年8月(D70購入が前月末)から、2006年 6月 8月までの、手元に残っている全JPEGファイルです。
要らんデータはどしどし消してまして(この話はまたいずれ)、撮影枚数だと概略この5倍強なんですが、まぁ...残っているものだけでも、じゅうぶんにモノはいえるだろう、と。


とりあえず、数字を。 ※表の縦横が入れ違っておりました。Takakiさん、ご指摘感謝です。
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総体として、傾向を云々いうに足りるだけの枚数ではある、と思っていただきたいがための表でございます。枚数のばらつきは、撮影枚数のばらつきでもあり、撮ったうちから残った生存率のばらつきでもありするので、そのままではほとんど意味がないです。2005年3月なんてのは...こういう時期もあったんですねぇ。

あ...ちまちま数えたわけではありませんので、ご心配なきよう。Exifから情報引き抜いて使っております【←ちょっと自慢...ではなくて、さがみさん、ご協力感謝っ。やっと活用できましたぜ、いただいたスクリプト】


数字じゃ見難くて仕方ないので、縦横の比率の変化をグラフにしてみました。
さすがに2005年3月は外しまして...
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一年以上、でこぼこしつつも全体として横ばい、だったんですね。実際、札幌に移住する2005年6月あたりに、"縦位置で撮るのはよほど特別な場合"と思っていた記憶があります。
ニコデジには、遅くとも2004年12月には投稿を始めてますが...その影響というのは、グラフからは特に読み取れません。

それが2005年10月、すなわち渡米とともに、縦位置写真がまず1/4を占め、その後ぐんぐん増加しているのがよくわかります。
ここ半年は縦横逆転が定着し、この7月8月の様子を見ても、比率はこのまま縦優位でずぅっと進むだろうと思われます。
# なぜ7月8月のデータを入れなかったかは...これもまたの機会に...

つまり、縦位置慣れしたのなんのといっても、せいぜい近々ここ一年のこと、だったんですね...

グラフから読み取れる変化の中でも、注目すべきは2005年12月。いきなり、ほぼ半分にまで縦位置が増えます。

恐らくはこれが決定打で、私の中で何かが変わったんだろうと思われますけれども、
さてこのとき現実になにがあったかというとこれが、

はい、New York旅行

当blogの最初のネタで、モノクロに目覚めたのと撮り貯め熟成が始まった、二つの副産物を生んだとされていたこの旅行、実はそれだけにとどまらなかったんですね。私が横縦変換されてしまっていたのでした。



...とそこまでは、データの分析としてすんなり進んだんですが、



じゃぁなんで、何故にして、New Yorkで縦位置が増えたんだろう...



ってのをこれから考察するんだぁなんて話をしておりましたら、



妻がばしっと一言、いいました。




「あぁ、ニューヨークって縦長だもんねぇ」




...以上、考察終了。


※060903, 2006年7月及び8月のデータを追加しました
by atCommA | 2006-09-03 11:37 | 光画部的戯言 | Comments(16)