2025年 10月 26日
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FUJIFILM X-H2 XF16-55mmF2.8 R LM WR II(Astia)
2025/10/14, 北海道小樽市にて
「14の昼ですが、この日は休みを入れていたことに気づきました💦
10/14火曜日、京やさんをあとにして向かったのは「百年坊」?? まだ正午前、しかもこれでもかっていうほどの晴天で間違いなく撮影日和なのだけれども、昼飲みの開始となった\(^o^)/ 津田さんは小樽ビールのドンケルをオーダーして、ワタシはやはりCLASSIC生を頂いた?? こんな秋晴れの昼間っから飲むことの罪悪感&背徳感以上の贅沢な美味しさにヤラれる( ´∀`) ワタシにとって昼飲みは年に数回あるかないかの極めてハードルの高い所業なのである?? ただでさえ明るい時間帯のビールは堪らなく美味いのだが、百年坊のCLASSICも神泡の領域で半端なく美味しくて最高という言葉では間に合わなかったのだ?? 京やさんで食べたあとのなので、アテは最小限にしたものの、津田さんがいろいろ食べたいもので迷うほど、厳選しながら頂いた?? 小鉢3点に旨味の沁みたミズダコのやわらか揚げ、脂ノリノリの羅臼ホッケ半身焼き、そして熊害でキノコ狩りも命懸けな落葉きのこの味噌汁を頂いた( ´∀`) どれも旬の美味しさで酒も進んだ?? 津田さんは田酒をおかわりして、ワタシはザクを頂いた?? 然して話が弾んだ!! 不思議と写真や機材の話よりも映画ドラマからの文化芸術関連が愉しく、中でも津田さんの本職ともいうべきクラシック音楽の世界の熱い語りに傾聴したのだった?? 小樽市内では普段、話し相手のいない分野でワタシの五感は大いに刺激された?? 話の筋としては、自分もそう思っていたのだけれど、指揮者や演奏家の話をするときはどうしても過去、つまりは大時代的なヴィルトゥオーゾの世界へと後ろ向き、苔むしてカビが生えた話となってしまいます??(フルトヴェングラーはもちろん、それよりも新しいところでもカール・ベームとか、書き出すとキリがない) 要するに現役の指揮者・演奏家で身を預けてもいいのがいない。いたとしても、自分が生きている間にお先真っ暗な気がして?? ワタシも指揮者はコバケンがもうかなり高齢になっていて心配だったりするのですよ?? そこで津田さんが熱く語りだしたのが、ヴァイオリンのヴィルデ・フラング、そして指揮者はまだ20代のクラウス・マケラで、クラウス・マケラはチェリストでもある!! 弦楽奏者でもある津田さんはヴィルデ・フラングの演奏をフィンガリングを交えながら具体的に説明してくれたのは有り難かったのだ。youtubeでベートーヴェンのコンチェルトの3楽章があったので、観てみると、出だしのところから吸い込まれるように聴き入った♪ 変な喩えだが、夜に目が冷めて廊下を歩いていると、奥の部屋から囁くように響いてくるような繊細な音楽に聴き入るうちに時間を忘れて眠気も覚めて五感が研ぎ澄まれるような演奏なのだ? クラウス・マケラは津田さん曰く、彼は人生何周目なのか?20代にして、新たな解釈を取り入れながらも円熟期のマエストロもかくやという音を響かせながら、安心して身を任せられる演奏なのだという?? ワタシもPrime Musicで何曲か見つけて早速聴いてみたのだった! 個人的に好きな”ハルサイ”は出だしの音の伸ばし方から終盤の間のとり方など、今まで聴いたことのない音を響かせながら、盤石の演奏に驚いた! 中盤はこの指揮者ならまだまだ大胆な解釈も可能だと思わせるところもあり、それはまたいつか新しい演奏がレコーディングされるのを楽しみに待とう! で、圧倒されたのが「牧神の午後」である!! これは出だしから音が官能的に響き合うのはもちろん、音が錦のごとく紡ぎ出され、それが五月雨式に次々と迫ってくるのだ!! 「牧神」もけっこう怪しい曲ではあるが、これはまるでスクリャービンの「法悦の詩」もビックリの響きに感じたのだ?? いやほんと凄い!! シベリウスの(個人的に好きな)4番と6番も聴くのが楽しみだ?? ベートーヴェンも間違いのない振り方になるのは想像に難くない??? ということで、津田さんのお陰でワタシもこの指揮者の存在で安心することが出来ましたよ? 若いので、自分のお迎えが来るまで安心ということで(笑) あと、クラウス・マケラは間違いなくブルックナーとマーラーを両立できる指揮者だとも!! 津田さん曰く、今まで両立できているとしたらテンシュテットくらいしかいない。それをこの若い兄ちゃんはやってのけてしまうだろうと!! そこでふとワタシが思ったのが、ブルックナーもマーラーもワーグナーの影響があるはずなのに、出てくる音楽は別物なのが不思議だなと呟いたところ、津田さんの解釈が実に面白く合点の行くものだった??? それは、ワーグナーの音楽は楽劇を心ゆくまで楽しめるように演奏は指揮者の能力や解釈を頼らずとも完成されたものだということだ!! なので、ワーグナーの演奏に関してはスコアを見れば誰でも特別凄い指揮者でなくても演奏できて、重要なのはむしろ歌い手や演出といったところだろうと。その意味で、ワーグナーはミュージカルみたいなもの、ミュージカルの先駆けだという話には膝を叩いて同意したのだった??(ブルックナーやマーラーはそういう次元ではないww) 余談ながら、最近はaudibleで難解な長編小説ばかり聴いているのだけれども、たまに赤川次郎を聴くと軽くて気持ちが楽になって、なんだかラノベみたいだと言ったら、津田さんも赤川次郎はラノベのパイオニアみたいなもんだと意気投合したのだった(笑) ああ、長文失礼いたしました(爆)

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FUJIFILM X-H2 XF16-55mmF2.8 R LM WR II(Astia)
2025/10/14, 北海道小樽市にて
「14の昼ですが、この日は休みを入れていたことに気づきました💦
完全OFFの予定だったので、ゆっくり出来ます!
もし、旭川に行かないのであれば、京やさんからの昼飲みコース(百年坊)も可能ですよ!」「あ~、それ魅力。」
あの本部長から、まさかの昼呑みのお誘いです。そりゃもう、大泉洋ちゃんのどうでしょう時代の名言、「それ魅力」を返しちゃいますよ。
百年坊さん、d@m@さんと一緒に一度来てると本部長はおっしゃるんですが、まったく記憶にございません。いただいたものは、おまけに載せます。
...さてそして、お互いに語りまくったのでした。
どうしようなぁ、このblogには画像ファイルしかアップできないし...しかたない、本部長のFacebookの記事とそれへの私のコメントを、めんどくさいから無修正で貼っちゃいます。すみませんね、単なる私の幸せの記録です。超長いです。転載許可はもらってませんけど、まぁ怒らんだろうあの人は。
【本部長篇】
【私のコメント篇】
京やさんも百年坊さんも、いずれDailyのおまけで出しますけんども、まずはなにしろ、ご案内いただいてありがとうございました。堪能させていただきました。
なにしろ、京やさんからの百年坊昼呑みって提案をいただいた時点で、「それ魅力(昔洋ちゃんがどうでしょうで言ってた決めゼリフ)」とか叫んでましたし。意外でしたしね、本部長から昼呑みの提案って自体が。
しかしまったく、あの好天の中をあえて室内で昼?みってのは、そそるものがありましたな。
で、話としては、「北の国から」が我が家では禁忌であるとか、「国宝」は映画が先で原作は後が吉であるとか...写真関係は、レンズとストロボの話がちょびっと、だけでしたな。
さてそして、満を持して始めた、クラシックの話。
「あぁ、指揮者ですか」「それは二番目の話ね」から始まり。
ヴィルデ・フラングは、テクニックスケール解釈諸々含めて、現代最高のヴァイオリニストであると断言します。奏者はたくさんいらっしゃいますけどね、どこをとっても彼女は、頭一つ抜けてます。レパートリーも広いです、バッハからバルトークとかストラヴィンスキーとか、なんでもやります。そしてまたご丁寧なことに、容姿が素晴らしい。至宝といえましょう。
クラウス・マケラは...転生族に違いないとか殿堂から引っ張り出して洗い張りして提示してくれるとかは、10/4の私のFBに書きましたが、まぁ基本はそれです。業界の希望の星でございます。彼についてはすでに三本記事を書いておりますが、あと二本。ブラームスの一番とマーラーの二番について語る予定でおります。動物病院系が片付かないと進まなくて(^^;
まぁ来月サントリーでナマを聴いたら、ぜったいにまた長文を書くんでしょうけどね(^^;
そうか、ハルサイ聴かれたんですね。いいでしょ~。たしかに深化する余地はありますが、現時点でこれだけできりゃ、たいしたもんでございます。牧神...は、私聴いてないなぁ。
シベリウス、4と6がお好きとは少々意外でした。私はそれ以外なんです(笑) 1,2,3,5,7。マケラでは5番を聴きました。ヴェルビエ音楽祭のガキオーケストラなので、ちょっと評価外ではありますが。
ブルックナーとマーラーの両立については、そうですねぇ、まだ彼のブルックナーを聴けていないので...お話したとおり、5番の動画があるんですが、お使いの地域ではご覧いただけませんとかほざくもんで。ただまぁ、やってるのはたしかです。やらない人は、ていうか、たいていの人はどっちかしかやりません。テンシュテットも、マーラーはコンプリートしてますが、ブルックナーは歯抜けです。どれも素晴らしいですけどね。これについては私も、なんでなのかはよくわかりません。聴くぶんにはどちらも大好きなんですが。構成力と情念がせめぎあっちゃうんですかね、でもそんなこと、どの作曲家をやるにしたってつきまとうと思うんですけどねぇ。
ワーグナーは...私は基本的にあいつが大っ嫌いなので、いきおい辛口になります。先日の話題に限れば要するに、楽譜どおりに演奏すればそれなりに鳴る、そのように作らなきゃあんな膨大なものはできん、その意味でミュージカルと通底する、ってことですね。再度言いますと私はアメリカ時代にジキルとハイドのミュージカルを演奏しまして、呆れかえったのです。ほんっとに、楽譜どおりで成り立っちゃう。メロディーリズムハーモニー、すべてにおいて。あれはもはや楽譜というより設計図です。なんなら指揮者なんて、メトロノーム置いとけばいいくらいなもんです。ブロードウェイがなんぼのもんか知りませんが、あぁこういうシステムなのね、と、演奏者の立場として心底納得したのでした。だからってミュージカルを貶める意図は全くありませんけども、あぁそうか、つまりワーグナーもそういう造りなんだな、と。
てぇことでございます。
まぁお互い残りの人生、ヴィルデ・フラングとクラウス・マケラで、存分に楽しみませう(^^)
【おまけ:ごちそうさまでした】





小樽ビールのドンケル、お通し、ミズタコの唐揚げ、落葉きのこの味噌汁、ホッケ半身の焼きもの。写ってませんが、田酒を二杯いただきました。
落葉きのこというのは北海道でしか採れない天然きのこで、けっこうな希少品です。特に昨今はあのお方がたいへん活発に動いてらっしゃるので、きのこ採りもまったくもって命がけなのです。
そして落葉きのこ(通称をボリボリといいます)は、にょーぼの大好物なのです。メニューには醬油煮と味噌汁があったんですが、そこは本部長曰く、
「味噌汁ですねぇ」
...わかりましたよあんたのいうことには全面的に従いますよ、てことで、味噌汁。
いやこれ私、絶対食ったことあるわ覚えがあるわどこでいつ食ったんだっけかさっぱり思い出せない、と喚きながらいただいて。てっきり白石のマンションだろうと思ったんですが、帰京してにょーぼに問い合わせたら、違う、淵野辺だって。
淵野辺ってのは八王子市の僻地なんですが、以前親戚夫妻が住んでたんですよ。親戚ってのは、にょーぼの親父一族の長姉なんですけどね。私らが結婚してすぐにご挨拶に行った一度きりなんでつまり、もはや三十年以上前のことです。味の記憶ってのは恐ろしいもんですな。
ミズタコもホッケもんまかったなぁ...きちんと脂の乗ったホッケ、久々に食いました。皮目に残った身を箸でこすこすして食う背徳感がまた、たまらんのです。



















